氷月がついに本性を現しました。
司の命を最初から狙う気満々だったこと。
未来を庇った司が氷月の管槍を貫きます。
岸から落ちる司を千空が手を伸ばして助けるところで前回は終わりました。
目次
ドクターストーン(Dr.STONE) 80話のネタバレ
それではドクターストーン(Dr.STONE)80話『Z=80 人類最強のタッグ』の要点をまとめてみます。
表紙は帝国軍の元・二大巨頭。
文字どおり人類最強の組み合わせ。
お互いに前を向いていましたが、理想とするその先は各々違っていたようです。
ト書きにあるように第2章はいよいよ最終局面です。
時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。
千空と氷月による極秘の二者会談
瀕死にある司の手を必死に掴む千空。
しかし氷月は司もろとも千空を後ろから攻撃して川に叩き落します。
そのまま流されていく二人。
まさか氷月も川に飛び込み二人を追いかけます。
何としても二人を自分の手で葬ろうとしているのでしょうか?
それならばとっくに千空を背中から槍で貫けたはずなのに。
何故?
ともかく何とか川から脱出した三人。
その場所は偶然ではなく氷月の策謀で辿り着いたことを千空も察しています。
氷月は邪魔な司を始末した後に、千空と二人で話をする機会を欲していたのです。
選民思想の氷月
本気で聞く気はなさそうな千空。
しかし氷月は聞くだけでも是非!と主張します。
そして次に怖い一言をサラッと言ってのけます。
「納得して動くか それとも拷問で動くか」
それだけの差だと。
つまり、お前がどう考えようが関係ない、俺の言うとおりに動け、ということです。
その直後にはすかさず千空に槍を寸止め!
どうやら冗談ではなさそうです。
そもそも司と氷月は根底となる信念は一致していました。
石化現象は人類を選別する“間引き”であったということ。
それを聞いて千空は100億%そそらない話だと返します。
根拠ゼロの俺様理論は科学の世界ではギャグにしかならないと言います。
しかし氷月は千空に綺麗事はよしましょうと語ります。
この地球で70億の人間を支えるには無理かあるのは承知のはず。
司は新世界を作るチャンスとして、既得権益者たちを排除し若者を優先して復活すべきだと主張していました。
しかし氷月は司の掲げる「人が人から奪わない理想郷」には興味もないようです。
すべからく若者を復活させても無能な者がいれば、彼らを養うために優秀な人は結局「奪われる」からです。
つまり必要なのは“選別”だと。
氷月「この新世界に優れた人間だけを生かすべきです・・・!!!」
凡夫には消えてもらい合理的だろうと氷月は説得します。
千空は確かに超絶合理的だと言いつつも、科学のやり方で70億人支える方法を70億人で探すと真っ向から異を唱えます。
乾いてきた髪をアップする仕草と相まってカッコいいです。
それを聞いて千空の左の包帯を槍で破る氷月。
彼の最後の主張は世界を征服して人類を選別すること。
そのためには二人が組んで最強のタッグを組もうと誘うのでした。
科学と力の融合による最強タッグの誕生!
すると今度は氷月の槍が千空の左指を傷付けます。
手を組まなければ指を一本ずつ切り落とし、次は両脚を斬ると拷問タイムが開始。
反対意見など聞く気は毛頭ありません。
千空絶体絶命!
そんな時、足元で司が拳を握り締めているのに気づいた千空。
さぁ手を組めと言わんばかりに近づく氷月に、覚悟を決めたか来るなぁー!と半狂乱な状態から身近にあった石を投げつけます。
ここで何か不自然だと勘付いた方はいるでしょうか?
何故か左で投げています。
買いかぶり過ぎたと失望した感じの氷月。
千空はパニくったまま左で石を投げ続けています。
しかし、そこに石化したツバメを紛れ込ませて投げていたのです!
石化解除して大量のツバメが氷月を囲みます。
何と千空は右手で復活液を垂らして左で投げていたのです。
ここで右手を使わなかった理由が明らかになりました。
それにしても千空ぅ・・・キチ○イぶりも演技だったのね。
多少のワザとらしさはありましたが中々の迫真ぶりです。
突然の奇襲に慌てふためく氷月。
そのスキをついて司が強烈な左ワンパン!!
かつて約束を守った千空に対して、今度は停戦の約束を果たすと司が立ち上がります。
「これからは俺が闘う」
と左構えで千空を守るファインティングポーズ!
手負いの獅子と戦闘能力のない男など“人類最弱のタッグ”にすぎないと二人まとめで潰す気の氷月。
二人で闘おうと言う司に千空は応じて拳を付き合わせます。
「科学と力だ 唆る(そそる)ぜこれは・・・!!!」
次号決着?!
ドクターストーン(Dr.STONE) ネタバレ80話のまとめ
司と氷月の仲違いの理由が明らかになった今回のお話。
司は若者を、氷月は優秀な人材を、という復活への選別基準で見解の相違がありました。
氷月の考えでは石化前に脳死状態にあった司の妹未来を例にすれば、間違いなく間引きの対象になることから司は絶対に承服しないはず。
そう考えれば遅かれ早かれ二人の衝突は避けられなかったでしょう。
また千空は司と氷月のどちらと組むか、という点について。
予想通りでしたがやはり司でした。
優秀な人間を復活させる考えは非常に合理的だと思いますが、基本的に千空は不殺の考えなので相容れませんでした。
タイトルの最強タッグは「千空&氷月」ではなく「千空&司」。
ジャンプの三大要素の一つ“友情”をここで持ってきました。
最後の拳を突き合わせるシーンは、かつて70億人をペテンにかけても救おうと誓った千空・ゲン・クロムのシーンと重なります。
それにしても今回の「科学と力」のように異なるフレーズが並ぶと何故かグッときますね。
「力の1号 技の2号」(仮○ライダー)
「科学と魔術が交差するとき物語は始まる」(とある魔○の禁書○録)などなど。
閑話休題。
さて、ト書きにあった“最初で最後”という言葉が少々気になりますが、千空と司の高校生最強タッグ(氷月には最弱と揶揄されましたが)が最凶の男にどう立ち向かうのか?
話の進行上、悪い部分を氷月が一手に請け負った感じがしますが、司を完全な悪人にはできなかったことを考えれば仕方がないのかな。
恐らく次回は第2章の最終回まで進みそうな気がします。
このまま大樹、ほむらなど両方に援軍が駆けつけると話がズルズル引き伸ばしされそうなのでスキッリ終わらせて欲しいです。
最後の戦いは、千空的表現を使えば二人が協力することで「1+1が2以上の3にも4にもなる」という実力以上の力が発揮される“シナジー効果”を期待したいものです。

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