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【終末のワルキューレ】強い!ジャックザリッパーがヘラクレスに勝利した理由とは!?

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ラグナロクの第4回戦に人類代表として、ジャック・ザ・リッパ―が登場します。

一見、非力でミステリアスなキャラクターに見えますが、ロンドンで殺人鬼として名を轟かせたとんでもない奴です。

神代表として英雄として崇められて強大な力を持つヘラクレスと戦い、苦戦しながらも勝利します。

過去の悲しい体験や、神器錬成の真の姿等が戦いの最中、次第に明らかになって行きます。

ヘラクレスとの激闘で、ジャック自身にも変化が現れます。

そんな、ジャックの強さとその秘密に少し迫ってみたいと思います。

 

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【終末のワルキューレ】ラグナロク第4回戦 ジャックザリッパーVSヘラクレス

ラグナロクの第3回戦は、人類代表の佐々木小次郎が、神代表のポセイドンを倒し、初の一勝を挙げます。

神が人間に負けるあり得ない事態に、ゼウス達神々は激怒し、出場しようとシヴァを止め、この借りはギリシャ勢の神々で返すと宣言します。

そんな中で、ブリュンヒルデは、闘技場内で自分達と同じ半神半人のヘラクレスと出会います。

以前から交流していたヘラクレスから、第4回戦に出場すると知らされます。

ヘラクレスは、自分が勝利し発言権を得て、神々に人間が好きだから人類存続を訴えると教えて闘技場に向かいます

それを聞き、ブリュンヒルデは、邪悪な笑みを浮かべます。

ブリュンヒルデは、ヘラクレスがどんな性格と能力を持っているのかよく知っていたからです。

ブリュンヒルデは、ヘラクレスと戦う事になった時に対戦させる人類代表をもう当初から念頭に入れていたのです。

ブリュンヒルデが選んだ人類代表は、19世紀のロンドンを震撼させた凶悪な殺人鬼であるジャック・ザ・リッパ―だったのです。

第4回戦は、神側は、英雄として数々の伝説として名を馳せたヘラクレスと、人類代表のジャック・ザ・リッパ―との戦いが始まります。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーの性格とは?

ジャック・ザ・リッパ―は、イギリスで実際に存在して正体不明の殺人鬼です。

この終末のワルキューレの作品では、登場した時は、貴族の老紳士風で意外です。

しかし、対戦相手である神、ヘラクレスを殺せると異常に興奮し想像し楽しむように笑う光景を見た時はサイコパスで怖いと驚いた記憶があります。

狂気じみすぎていて、少しドン引きしてしまい、危険な雰囲気があります。

ブリュンヒルデは、戦乙女のフレックにジャックと戦う事を伝えた時、不気味さと不快感で拒否します。

するとそこにジャックが突然現れ、フレックを見ます。

フレックは、ジャックの影響で心を恐怖に染められてしまい、神器に強制的に変化させられてしまいます。

戦乙女も恐怖させて何でも利用する狡猾さがあります

感情を爆発させることも無いので、真実の姿が見えないです。

ただ、第6回戦が始まる直前、戦乙女のゲルが傷ついたブリュンヒルデの手当てに医務室に向かいます。

ゲルは、医務室に居た恵比寿等天界処刑人の話を聞き、神代表の毘沙門天に見つけられて問い詰められます。

すると治療を受けていたジャックがゲル達の前に現れます。

そして、毘沙門天達からゲルを助けて、紅茶を勧めて追い払います。

ゲルは、ジャックに感謝し、ジャックの全身の傷を見て大丈夫かと心配します。

ジャックは、ゲルに戦ったヘラクレスの面影を感じ送り出します

ジャックの優しい部分がここで見られます

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーの神器錬成とは?

ジャック・ザ・リッパ―の使用する神器は、戦乙女の十一女であるフレックが神器錬成した武器をガチャつかせる者です

ジャックのトリッキーな動きと話術、戦術戦法を見て正直、真の姿がわからなかったです。

ジャックの話術と表情、動きで何度も騙されてしまいます。

フレックは、ジャックの装着する手袋に姿を変化させます。

それは、触れるもの全てを神器に変える能力を持っています

その詳細は、後程語りたいと思います。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーの能力・技とは?

ジャックの能力には、人の感情を読み取ることです。

ヘラクレスとの戦いでモノクルが割れた時に、左右の眼の色が違います。

ジャックは、幼少の頃の過去にその能力に目覚めます。

右目に眼で見た人の感情を色で感知することが出来ます

憎悪や、怒り、悲しみ等の黒い人間の感情を色で見抜き、危険を回避し生きて行きます。

ヘラクレスとの戦闘では、この能力がどう生かされているのか不明です。

でも、色を通して、どのような技を出していくのか、警戒した方が良いのかが見えていたのかもしれないです。

ヘラクレスの十二の偉業を成し遂げて会得した十二の災禍と罪過の神業を直撃せずに戦えたのは、意外とそれを察知していたからできたのかもしれないです。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーが悪に染まった過去とは?

ジャックは、幼い頃から母親と共にロンドンの街で過ごして行きます。

売春婦の母親と宿でその日暮らししていて、生きる為なら何でもやります。

ゴミ箱から残飯を漁り逃げたり、その他の犯罪に手を染めながら生きるジャックには、1つの希望があります。

それは、母親の優しさが幸せであり、彼にとっては生きる支えとなります

ジャックは、様々な人間の感情を色で感知することが出来るようになり、それで様々な危険を回避して行きます。

母親が出す色がとても大好きで、喜ばせる為に辛い事にも耐えて行きます。

母親も、ジャックを大事にし、2人は貧困でありながらも、幸せに過ごして行きます。

しかし、ある日を境にその幸せは崩壊します。

実は、ジャックは、母親が将来一緒になると約束した演出家の男性客との間に生まれた子供です。

母親は、ジャックが居れば、いつの日かその男が戻ってくるだろうと思い必死にジャックを出産します。

母親は、男の帰りをずっと待っていましたが、その男が他の若い女と結婚するという情報を聞きます。

すると、母親に変化が現れます。

母親は、男に捨てられてしまったと気づき、精神が崩壊してしまいます。

母親は、宿に戻ってきたジャックに罵詈雑言の嵐をぶつけて、今までとは違う憎悪の感情を露わにします

ジャックを生むべきではなかったと発言した母親は、ジャックを殺そうとします。

ジャックは、優しかった母親の色が変わったことに戸惑いと落胆を覚えながらも抵抗します。

自分に向けられた愛情が偽りのものを嘆きながらも、彼は母親を救おうとします。

取っ組み合いの中、ジャックは、母親の首を絞めて恐怖の色を知ります。

恐怖に染まる母親の色と姿を見て、ジャックは不謹慎にも美しいと感動します

そして、無意識の内に母親の首にナイフを突き刺し殺してしまいます。

ジャックは、母親が死ぬまでに色が変化していった事に喜びを得て、そのまま、演出家の父親の元に行き殺害し、帽子を奪い街の雑踏に静かに消えて行きます。

ジャックは、その日から人が死の間際の恐怖の色に全身を染めて行くのを楽しみ、感動を得る為に人々を殺して行きます

ジャックは、ラグナロクでヘラクレスと戦い、神が死んだ時はどんな色をするのか非常に興奮し、興味を抱き戦いを始めて行きます。

ロンドンの当時の生活の貧困や闇の部分から、凶悪な殺人鬼、ジャック・ザ・リッパ―が誕生します。

あまり、良い気分ではないですが、それがジャックの過去の真実です。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーの強さとは?

ジャックの強さは、まず戦いの場で仕掛ける様々な罠を利用して柔軟に戦えることです。

街中にピアノ線を張り巡らせて、二丁拳銃を利用して立体起動し様々な角度からヘラクレスを攻撃していきます。

時計台の針を使って、ヘラクレスの腕を切断させたり考えもしない発想でダメージを与えて行きます。

次は、老獪な戦法と戦闘技術です。

ヘラクレスに対し、全く怯まずにメリハリの付いた話法で翻弄し、自分が優位になる様に戦いを進めて行きます。

ヘラクレスを苛立たせたり、挑発したりその裏を掻いたり何でもありです。

ヘラクレスの強大な一撃を傘で返す光景は、衝撃的です。

投げたナイフの軌道も簡単に変えたり、ヘラクレスで体術に立ち向かう様は、観戦していた神代表のロキを感心させるほどの腕前です。

そして、ジャックが持つ狂気に近い強烈な悪意です。

この悪意が、簡単にジャックを倒すことの出来ない厄介なものです。

悪意が続く限り、ジャックは決して戦いは止めないです。

ジャック・ザ・リッパ―は、武人や剣士達とはまた違った別格の強さを持っています。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーが仕掛けた伏線とは?

ジャック・ザ・リッパ―は、第4回戦の戦いの前にとある提案を神側にします。

それは、ヘラクレスと戦う闘技場を、自分が生前過ごしたロンドンの街並みの中での路上決闘を懇願します

その申し出が受け入れられて、闘技場内が19世紀のロンドンの建物の環境に変わります。

神側は、そんな事をしてもヘラクレスの圧倒的な力があれば勝利できるから問題ないとおもったのかもしれませんがこの変更がジャックの戦いと能力を最大限に活かせる場になってしまいます

そして、ヘラクレスを苦戦させる程、ジャックは、詰将棋の様に少しずつ追い詰めて行くのです。

 

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【終末のワルキューレ】終幕!ジャックザリッパーVSヘラクレス

第4回戦の戦いが始まります。

闘技場をジャックの要望でロンドンの街並みに変えて、ジャック・ザ・リッパ―とヘラクレスは戦います。

ジャックは、ヘラクレスを巧みな話術や挑発で激怒させて翻弄して行きます。

更に街の中の至る物を利用して行きます。

ジャックは、巨大な金鋏を作り出し、それが神器だと言い攻撃していきますが、ヘラクレスの力で簡単に破壊されていきます

しかし、ヘラクレスは、ジャックの止まない攻撃に身体が傷ついて行きます。

ジャックは、実は、神器は両腰に付けている袋だと打ち明けます

メスを投げたり、多彩な戦術を使い、遂には時計台の針を使いヘラクレスの腕を切断します。

ヘラクレスは、当初は、ジャックに不愉快な感情とブリュンヒルデの策略に怒りを抱いていましたが、ジャックの抱える闇や過去を知り、自分が苦しみから解放すると宣言します。

ジャックも能力でヘラクレスを見ると、全身から放つ色が美しくて戦いの中で彼が自分に向ける感情が、本物の愛であると知り戸惑いながらも自分好みに染めようと決意します。

ヘラクレスも本気を出して、十二の災禍と罪過の御業を使用し、全身に痛みと入れ墨が広がりながらもジャックを傷付けて追い込んで行きます。

遂にヘラクレスは、ジャックの逃げ場を無くし勝負を決める為に最後の一撃を繰り出します。

勝負は、ヘラクレスの勝利に決まったかと思いきや観客達の眼に違う光景が起きます。

ジャックの両手が、ヘラクレスの胴体を貫いていたのです。

実は、ジャックの真の神器は、小さな袋ではなく、それは偽りで、両手の手袋だったのです。

手袋に触れた手袋や瓦礫の破片等があらゆる全ての物を神器に変えられる能力を持っています

土壇場で、ジャックは、ヘラクレスによって傷ついた体から流れ出た自分の血液を手袋に塗り付けて神器にして攻撃したのです。

ヘラクレスは、もう一撃出してジャックを倒せる最後の力があります。

が、ヘラクレスは、それでも人間が好きだと笑い静かに消滅して行きます

第4回戦、死闘の中で勝利したのは、人類代表のジャック・ザ・リッパ―です。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパーが勝利して得たものとは?

ジャックは、神であるヘラクレスに勝利した時に死の瞬間によって起きる感情の色が何色になるか興味津々で興奮し、戦い続けて激闘の末勝利します。

消滅していくヘラクレスを見てジャックは、ある事を理解します。

死ぬまでヘラクレスの感情の色は、全く変わらなかったことに気づきます

ジャックは、試合に勝利したが、ヘラクレスの色を変えることが出来ずに、ヘラクレスの心と強さを認めて自分の負けだと納得します。

それでも、ジャックは戸惑い考え続けます。

神器錬成が解けたフレックが姿を現します。

フレックは、ジャックにそれは哀しみの感情であると教えてやり、哀れな男だと言い去って行きます。

ジャックは、静かに闘技場を去ります。

ジャックは、もしまたヘラクレスに出会う事が可能なら会いたいと願いながら消えて行きます

ジャックは、勝利して得たものは、相手を倒したという優越感や、死の色を見れたと言う事ではなく、かつて人間として生きていた時の豊かな感情の一部を取り戻したのかもしれないです。

 

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【終末のワルキューレ】ジャックザリッパー勝利のカギはブリュンヒルデ?

このラグナロクの第4回戦でジャックが勝利できたのは、ブリュンヒルデの戦略や分析が上手くいったからだと思います。

生前、人々に称賛されるような行動は起こさなかったジャックのとある部分にまずは目を向けていたからだと思います。

ジャックは、身体や力はヘラクレスに及ばない中、1つだけ勝っていた部分があります。

それは、底知れない悪意です。

過去の体験から悪の存在となったジャックのその悲しくも凶悪な強き意志が、ヘラクレスを倒すことが出来ると確信したからです。

ブリュンヒルデは、ヘラクレスが力も高く評価していましたが、生真面目すぎてその隙を突きやすいとも十分に理解しています。

ジャックが戦いで、ヘラクレスを様々な手段や戦術を用いて、怒らせて動揺させる戦いをして行くと想定していたと思います。

ヘラクレスに、最後まで自分の神器の姿も明かさない様に切り札として利用して行く事も計算していてジャックの勝利を信じていたと考えます。

ただ、ブリュンヒルデは、作中でジャックを人類の中で最悪だとゲルに打ち明けています。

決して好きではなかったでしょうが、ラグナロクの戦いに勝利し、人類存続を叶える為には必要な選択を躊躇うことなく決定します

ブリュンヒルデの決断力、見事というしかないです。

 

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まとめ

以上が、ジャック・ザ・リッパ―の強さと過去等についてです。

正直、この第4回戦ジャックが勝利するとは思ってなかったです。

登場してあまりにも今まで登場してきた人類代表と違い異質です。

でも戦う姿や過去を見て、捉え方が変わります。

優れたヘラクレスに、話術や様々な戦法を用いて、フレックの神器の姿まで欺いたトリックスターな部分は凄いと思います。

しかも、呂布奉先やアダムらの様な、戦闘での必殺技も持たないジャックがヘラクレスにダメージを与えられるのも驚異的です。

更に、過去や心の底から求める悪意が、ジャックの力になったと思います。

ヘラクレスも最後まで戦えましたが、人類愛やジャックを憎みきれずに見逃した優しさや運も持ち合わせた強運の人類代表だと感じます。

ヘラクレスとの一戦で、ジャックにも変化が起きます。

ゲルを助ける所は、もう悪意は見られなかったです。

また、違った形でジャックの戦いや活躍を見てみたいです。

もし、ヘラクレスが復活する事態があって再び会い、戦う事になれば今度は勝敗はどちらに傾くのかわからないです。

 

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