終末のワルキューレで神代表の1人にオーディンが居ます。
オーディンの両肩には、ムニンとフギンという名の鴉達が常に乗っています。
オーディンと共にラグナロクの壮絶な戦いを観戦。
そんな一見可愛らしい様に見えますが、言葉遣いも荒く騒いでいます。
作品内では、場を和ませてくれるキャラクターです。
そんなムニン達について少し話をして行きたいと思います。
【終末のワルキューレ】ムニンとフギンの神話とは?
ムニンとフギンには、神話においてオーディンに仕えて情報収集をしていた鴉達です。
そんなムニンとフギンについて、オーディンは発言している部分があります。
その点に少し注目してみたいと思います。
ムニンとフギン、世界の情報をオーディンに教える
エッダなる書物によると、ムニンとフギンは、夜明けに外に放出。
世界各地から情報を収集。
夜にオーディンの下に戻り、耳にニュースを囁きます。
世界を周り、オーディンに有益でもあり不利益でもある情報を逐一報告。
彼らの飛ぶ速度は、とても速いのだと想像してしまいます。
しかし、疲労が無かったのか、とても気になります。
オーディンに伝える使命感と、尊敬があったから出来たのかもしれないです。
でも、終末のワルキューレのオーディンは、厳格で得体の知れない部分が多いです。
恐怖に支配されて従っている可能性も否定できないです。
ムニンとフギンについて、オーディンは心配している発言がある?!
古エッダという本があり、その内容の1つにグリームニルの言葉が存在。
そこでオーディンは、ムニンとフギンが毎日世界中を飛んでいるが、しっかり戻ってくるのか不安だという発言をしています。
ムニン達の身を心配する光景が書かれています。
これを知った時は、少し驚きを隠せなかったです。
ムニンとフギンは、文章から、オーディンにとても重宝されていたのだと感じます。
細かい情報を教えてくれる優秀な鴉達だったのだと想像してしまいます。
オーディンの不器用な配慮や、愛情があったのかもしれないです。
【終末のワルキューレ】ムニンの特徴
オーディンの左肩に止まっている白い鴉がムニンです。
オーディンに付き添い、名前は記憶を意味します。
白い色をしているので、鴉として特別な感じがします。
神に仕えるのに相応しい気がします。
【終末のワルキューレ】フギンの特徴
フギンは、オーディンの右肩に止まっている黒い鴉です。
名前は、思考を意味します。
結構、結構攻撃的な発言をしています。
話したら止まらないマシンガントークの持ち主です。
【終末のワルキューレ】ムニンの性格とは?
ムニンは、丁寧な口調で落ち着いている鴉です。
考えて発言をしている様な雰囲気があります。
頭の回転が速く、場をわきまえている気がします。
フギンに比べると品格もありそうです。
オーディンが怒ったり、邪悪な笑みを浮かべると怯えて固まります。
【終末のワルキューレ】フギンの性格とは?
フギンは、思った事をそのまま発言する所が良く見受けられます。
言葉遣いが悪く、悪態を付くことが多いです。
過激すぎる発言が多い光景が良く見られます。
でも、心のまま思って感じたことを素直に言っているだけなのかもしれないです。
ムニン同様、オーディンの行動を見て恐怖すると何も言わなくなります。
オーディンの恐ろしさを良く理解していると思います。
【終末のワルキューレ】ムニンとフギンの役割とは?
終末のワルキューレの作品内でのムニンとフギンは、オーディンの両肩に止まってラグナロクの試合を観戦。
特段、他に何もしている光景は今のところないです。
しかし、北欧神話においては、オーディンの為に大きな役割を果たしています。
これから、その部分について語りたいと思います。
ムニンとフギンは、オーディンの為に各地を飛び回る
北欧神話において、ムニンとフギンの役割は、本来、オーディンに様々な情報を伝える為に世界各地を飛び回り伝える仕事を持っています。
オーディンは、神々の世界であるアースガルズに居ます。
彼は、ヴァ―ラスキャールヴという名の宮殿で暮らしています。
宮殿のフリズスキャールヴなる高座で、全世界を見渡しています。
ここから視界にとらえて、全世界の状況を確認。
代わりにその場所から動くことは出来なかったと思います。
見て異変を確認しても、刻々と状況が変化している場合もあります。
オーディンは、見ているだけでは不明な情報を知りたいという気持ちがあったと思います。
それは、ラグナロクと呼ばれる世界の終末に備える為でもあったと思います。
巨人や怪物達の様々な脅威から、アースガルズを守る為の対策を計画。
それを実行する為に、ムニンとフギンを利用して情報を得ていたのだと思います。
微細な状況を知る事で、オーディンは、戦いの準備をすることが重要と考えていたのではないかと感じています。
オーディン自身も戦いと死の神と呼ばれていたので、敗北は許されないと実感。
ムニンとフギンの貴重な話を待っていたのだと思います。
ムニンとフギンの与えられた仕事は、重要で大役。
相当なプレッシャーがあったかもしれないです。
【終末のワルキューレ】アニメ・ムニン役の声優は誰?
終末のワルキューレのアニメでムニン役を担当しているのは、山口智広さんです。
山口さんは、B-Boxに所属する声優さんです。
大学在学中にウルトラマンシリーズの楽曲を歌うvoyagerのユニットでボーカルを担当。
しかし、声優の井上和彦さんの紹介で声優の道を歩みます。
代表作では、魔入りました!入間くんでのよっちゃんや、EDENS ZEROのマイケルを担当しています。
【終末のワルキューレ】アニメ・フギン役の声優は誰?
終末のワルキューレのアニメでフギン役を担当するのは、中野泰佑さんです。
東京俳優生活協同組合に所属。
代表作としては、ゴールデンカムイの長谷川幸一役や、現実主義勇者の王国再建記でセバスチャン・シルバディアを担当。
趣味は、音楽鑑賞や読書、ゲームです。
トロンボーンの演奏や、競技スキーも嗜む程の多彩な趣味の持ち主です。
まとめ
終末のワルキューレに登場するムニンとフギンは、オーディンの傍にいます。
今の所、試合を見ているだけですが、とても重要な役割を担当しそうな気が個人的には感じています。
オーディンの武器や能力に関わってきそうな予感がします。
北欧神話において、様々な情報を伝えています。
ラグナロクや神々の情報を理解。
オーディンが試合に出場した際には、きっと力になりそうな気がします。
ムニンは、大人しいですが、フギンが荒々しい発言をするのには毎回笑えます。
オーディンに怯えて硬直する光景もギャップがあり過ぎて楽しいです。
ムニンとフギンが、今後ラグナロクの試合で活躍したりする所が描かれば嬉しいです。
