「月刊コミックゼノン」で大人気連載中の「終末のワルキューレは作画・アジチカ、原作・梅村真也、構成・フクイタクミによるバトル漫画で2018年より開始されましたが瞬く間に面白いと評判になった作品です。
1,000年に1度開かれる「人類存亡会議」で万物の創造主である神々は人類の進歩がみられず見放そうとした所、戦乙女から「超特別条項神VS人類最終闘争」が提案されます。
はじめは渋っていた神達ですがプライドを傷つけられ戦いが決定します。
そして、天界が誇る最強神と戦乙女が率いる最強の人類「神殺しの13人」のタイマン勝負が始まります。
その最強の神々の1人、トールを見ていきたいと思います。
目次
【終末のワルキューレ】トールの神話とは?
北欧地域に伝わるゲルマン民族の神話でキリスト教が伝わる前にゲルマン人が持っていた神話がノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドなど北欧に伝わっていたものの総称を「北欧神話」と言います。
その「北欧神話」でも最強と言われているのがトールになります。
【終末のワルキューレ】トールのプロフィール
トールは北欧神話最強と謳われる戦神にして「雷の狂戦士」の異名を持つ雷神です。
白目部分が黒く染まった瞳に腰にかかるほど長い赤髪が特徴で北欧神話の主神であるオーディンは父親になります。
【終末のワルキューレ】トールの性格とは?
最強神の1人であるトールは興味の無い相手には一顧だにしない性格です。
また、今まで自身の全力を出して戦えるほどの強者と巡り合う機会がなく常に退屈そうな顔をしています。
【終末のワルキューレ】トールの強さとは?
北欧神話でも最強と言われているトールですが生まれながら最強であり、今までも全力で戦った事はないとされています。
この為に常に退屈そうであり、全力で戦える敵を探しているとも言えます。
北欧神話の平和の神フォルセティもトールに強さに心酔している様子があります。
【終末のワルキューレ】トールの武器と技
トールが使う武器は神器の1つで天界最強の武具で全長がトールの腰ほどまである大型の槌である雷槌(ミョルニル)になります。
そして、もう1つも天界最強の防具とされている鉄の手袋(ヤールングレイプル)になります。
どちらも伝説的な武具や防具であり、トールの必殺技の闘神の雷槌(トールハンマー)や覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)はとんでもない威力で直撃せずとも風圧だけで敵の血の雨が降ると言われています。
【終末のワルキューレ】トールの過去とは?
神の代表闘士の1人であるトールは太古の昔、神々の国はある年に突如攻勢を強めた霧の巨人軍の巨人66体に襲撃され壊滅の危機に瀕していました。
衛兵団や騎士団が手も足も出ず、住民たちも巨人に嬲られ殺されていく中でただ一人トールのみが退屈そうにしています。
するとトールは「つまらん」の一言でその誰も手が出せなかった巨人を全て薙ぎ倒してしまいます。
【終末のワルキューレ】トールと戦う人間代表は誰?
神の代表闘士であるトールは第一勝負で「神殺しの13人」の1人である呂布奉先が相手になります。
凶悪な人相に危険なオーラを放っている三国志最強の呂布奉先もトールと同じく生まれながらにして最強とされています。
同じく三国志最強の呼び声の高かった関羽に「純粋武人としてなら呂布奉先が最強」と否定させるほどです。
また戦乙女の神器は盾を壊す者×方天戟となり、呂布奉先的には「壊れない武器」として大満足するくらいの武器になっています。
【終末のワルキューレ】トールは人間に勝てる?
お互い生まれながらに最強であるトールと呂布奉先は試合開始直後からノーガードで一撃を加え合います。
トールはノーダメージの呂布奉先を見て、笑みを浮かべ闘神の雷槌を繰り出します。
この闘神の雷槌の一撃を加えてもピンピンしている呂布奉先はトールを攻撃しダメージを負わせます。
更に呂布奉先の攻撃でトールの鉄の手袋を破壊してしまいます。
トールは雷槌が使えなくなり、呂布奉先の有利になったかに見えましたが、破壊直後に覚醒した雷槌を振りかぶったトールは呂布の名前を呼び「死ぬなよ」といい、最高の笑顔とともに覚醒雷槌を放ちます。
そして、手足を失くしながら立ち上がってきた呂布にまたもや理性のタガが外れたような満面の笑顔で覚醒雷槌を放ち、トドメを刺します。
【終末のワルキューレ】アニメ・トール役の声優は誰?
「月刊コミックゼノン」で連載中の「終末のワルキューレ」ですがその人気からアニメ化もされています。
そのアニメで「雷の狂戦士」トールの声優を務めているのが関智一になります。
関智一は声優界きっての特撮好きで知られる人気声優で2005年からはあの国民的と言えるアニメ「ドラえもん」の骨川スネ夫を演じています。
その他でも数々の人気作品で声優を務め、テレビ朝日で放映された『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙!3時間SP』で第5位にも選ばれています。
まとめ
大人気漫画「終末のワルキューレ」は「人類滅亡会議」で人類を滅ぼそうと決めていた神々と最強の人類「神殺しの13人」とのタイマン勝負を描いています。
そのタイマン勝負の第一戦に登場したのが北欧神話最強との戦神にして「雷の狂戦士」トールです。
トールは神器である天界最強の武具「雷槌」と防具「鉄の手袋」を使用しています。
生まれながら最強で常に退屈そうにしていますがタイマン勝負での相手は同じく生まれながら最強である三国志の呂布奉先です。
この2人の戦いは力と力の勝負になり、どれだけ攻撃されてもビクともしない呂布にトールは笑顔がもれます。
死力を尽くして戦う2人ですが、呂布の攻撃でトールは「鉄の手袋」を破壊され不利になったかに見えました。
ですが覚醒した「雷槌」の力によりトールはこれ以上ない満面の笑みを浮かべ、必殺技である「覚醒雷槌」を繰り出し、呂布を討ちます。
お互いのいいところが出た名勝負になったトールVS 呂布奉先戦。
結果としてはトールの勝ちになりましたが、呂布の人気も全く衰えませんでした。
この先も繰り広げられるであろう神々と最強の人類の戦い、どのような組み合わせになるのかも楽しみにしながら待ちたいですね。
