【食戟のソーマ】学園の破壊者?それとも超競争社会の解放者?えりなの実父、薙切薊の正体とは? 

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大人気料理バトル漫画「食戟のソーマ」

そんな登場人物たちの中で登場から異色のオーラを放っていた薙切薊

彼の経歴や今の思想に至った経緯はなんなのでしょうか。

 

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【食戟のソーマ】遠月茶寮料理學園 第71期卒業生

遠月学園卒業生であり遠月リゾートの総料理長を務める堂島銀、同じく卒業生であり幸平創真の父親である才波城一郎と共に学園生活を送ったことのある薙切薊。

先輩であった二人を心から尊敬しており、常に技術を吸収するために二人には日ごろから料理勝負を挑む負けず嫌いな一面もありつつ、いじられるとすぐに感情が表に出てしまう純粋な心を持った青年でした。

薊は城一郎と堂島を中心に学園で青春を謳歌し、共に極星寮の黄金時代を築き上げます

料理のセンスもずば抜けており、1年にして堂島、城一郎に次ぐ第三席に就いており、2人が学園を離れた後は2年にして遠月学園のトップに君臨します

 

【食戟のソーマ】オールバックでマフィアのような風貌

幸平達の前に現れた際の服装は、黒を基調としたスーツを着こなし、その上から黒のトレンチコートを羽織るといった場所が場所であればマフィアと間違われてしまうような風貌をしています。

薙切薊の性格は一言で表すと「冷血」であり、学生時代とは打って変わって感情を全く表に出さずに淡々と自身の考えを相手に投げつけ、その言動には一切の温かみを感じることができませんでした。

OBとして昔の極星寮に対しては強い思い入れがある反面、幸平達が在籍する今の極星寮はまったく評価しておらず、思い出の場所をためらいなく潰そうとする残酷な一面も持っています

月饗祭で来校した際には、秋の選抜で審査員を務めた賓客に向かって「君の料理はこの程度の人種に振る舞うものではない」と言い放ちました。

 

【食戟のソーマ】美食至上主義

薙切薊はすべての料理に対する評価の基準として「美食至上主義」という考えを持っています。

その内容とは、高級な食材を使っただけの料理や大衆食堂などの低級な料理はすべて餌と称し、自らが認めた料理、即ち真の美食は1つの芸術であり、その本当の価値を理解することのできる限られた者たちだけで共有するべきという選民思想にも似た考えでした。

この考えの根底にあるのは、極星寮で常に憧れであった才波城一郎の存在でした。

城一郎は在籍時からその料理センスを遺憾なく発揮し、様々な場所で評価されていましたが、同時にのしかかる重すぎる期待に応えることに潰され学園を去ってしまいます。

そのことから、料理とそれを食する側に対して復讐にも似た考えを持った薊がたどり着いたのが美食至上主義であり、セントラルだったのです。

 

【食戟のソーマ】えりなの「神の舌」を作った恐怖の教育

第71期卒業生第一席として学園を卒業後、食の名門であった薙切家に婿入りし、幸平達と同世代であり神の舌を持つ薙切えりなを出生します。

そんな実の娘であるえりなに対して行った教育の1つが料理の選別でした。

蝋燭だけが照らす狭い部屋の中で、うまい料理とまずい料理の食べ比べをさせ、まずい料理を屑籠へ捨てさせるという狂気とも言える教育でした。

当時料理を捨てることに対して抵抗感を抱いていたえりなを、笑顔と威圧で服従させることで徐々に思考をコントロールし、最終的にはまずい料理を容赦なく叩きつけ嘲り笑うという非情な行為をさせるにまで至ります。

その教育が露呈し、えりなの祖父に当たる遠月学園総帥の怒りを買ったことで学園から追放、薙切とその関係者からは触れてはいけない存在になっていました。

 

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【食戟のソーマ】歪んだ娘との関係

選別を始めとした「神の舌」を完成させるための教育により、薙切薊と実の娘であるえりなの親子関係はひどく歪んでいます

久しぶりの再会となった月饗祭では、父親ではないとある人物のために用意した席だと伝えることも、飛び入りのお客様には料理はお出しできないという決まり事も、「父は空腹だぞ、早く何か食べたいな」という薊の発言によってすべて言い出すことができず、怯えたように体を震わせていました。

父の意見は絶対であり、服従しなければならないという考えが心の奥深くに絡みついて自身の意見を口にすることはできないという、普段の高飛車な性格からは想像もつかない一面を見ることができます。

 

【食戟のソーマ】十傑の半数を取り込んだ新総帥

遠月十傑評議会は学園のトップである総帥と同等、もしくはそれ以上の決定権を有する組織であり、時には評議会の決定が学園を動かすことができました。

そのため薊は月饗祭最終日に向けて、事前に段取り・根回しを行うことで十傑メンバーにコンタクトを取り、自身を新総帥として君臨させるための決議を取り付けます

それにより十傑の過半数である6票を集め、現総帥の薙切仙左衛門に代わり遠月学園のトップ、加えて全国に影響力を持つ薙切家を掌握することで日本の食を管理することができるようになりました。

 

【食戟のソーマ】セントラルの創設

新総帥として初めに行ったのが、学園内のすべてのゼミ・同好会などの自治組織の解体と中枢美食機関「セントラル」の創設です。

セントラルとは、現十傑に加えて、自らが認めた才能ある料理人たちを選抜した組織のことで、料理をすることが許された数少ない料理人たちの集まりとされています。

セントラル側が残党狩りと呼ぶ勝負では、自分たちの居場所を守るべく数多くの生徒が食戟を挑みましたがそのほとんどが圧倒的な敗北を喫し、選ばれた者とそうでない者たちの差を見せつけました

 

【食戟のソーマ】創作料理への否定

セントラルの設立に伴い、選ばれなかった料理人達は一切の料理が禁じられる代わりに、十傑の料理を模倣することで技術をすべて受けることができるという教育方針に切り替えます。

これは一部の生徒以外から創作の自由を奪うということであり、一部の講師からは「奴隷制度」とまで言われました。

しかし、これまでの超競争主義から一転して、すべてのものが平等に最高の技術と知識をつけることができる教育でもあり、反対の声もある一方、実力が乏しい一般の生徒からは支持の声も多く見受けられる賛否両論ともいえる政策でした。

 

【食戟のソーマ】司瑛士との出会い

十傑第一席であった司瑛士との出会いは、海外のとある美食会でした。

そこで出された料理はどれも素晴らしい仕上がりでしたが、司自身が料理が完成していない事に加えて、その料理を食べて満足してしまっている美食家に対して苛立ちを覚えていることを見透かされ、徐々に互いの距離を詰めるようになります。

そこで「真の意味での美食は、限られた者だけの間で価値を共有すべきもの」という薊の美食至上主義に共感し、新政権発足にも一役買いました。

その後は自身の美食を体現する最高の料理人の一人として司を評価し、セントラル設立から連隊食戟にかけて絶大な信頼を寄せていました

 

【食戟のソーマ】総帥失職

幸平や薙切えりなを始めとした反逆者チームの退学と、天才料理人才波城一郎を賭けた連隊食戟は一進一退の攻防を繰り広げ、遂に第一席と第二席の司瑛士と小林竜胆、幸平創真と薙切えりなの4名のみとなったFINALBOUTへと突入します。

そこではなんと薊自らが審査員として参加し、2組のコースを審査することになります。

十傑二人のコースを楽園と称した後に出された幸平の肉料理に対して、「単品では優れた品だがフルコースとしては0点」と言い放つも、えりながこれまでのすべての注ぎ込んだ皿「楽園から飛び立つ真の美食 不良娘風」との相性によって、美味しいという感情を抑えることができず敗北

僕の示したコンパスがなければ破滅する料理人が出る。僕に従うことが幸せなのだ」と語るも、幸平とえりなから否定され、同席した審査員からも「薊様の思想は素晴らしいものだったがそれを上回るものが出た」と告げられ、無言で会場を後にしました。

 

まとめ

ラスボスともいえる風格を放っていた薙切薊、いかがだったでしょうか。

私は、才波城一郎という料理人が大きくなり輝いた後、堕ちていく様を間近で見てしまったがために歪んだ思想を持ってしまったとても愛に溢れた人物だと思いました。

作中だと悪役のように感じてしまいがちですが、全体を見返すとすべてがマイナスではなく、プラスに作用する部分もあり、一概に悪とは言えないのがとても考えさせられます。

あなたは超競争社会と配給制度にも似た社会、どちらが正しいと感じるでしょうか。

是非連隊食戟での敗北をきっかけに考えを改めて、えりなや薙切家とも復縁してほしいですね!

 

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