205話にて、ついに最終回を迎えた鬼滅の刃。
鬼のいない現代で幸せに暮らす子孫や転生した人々が描かれる中、メガ盛りの食堂を切り盛りする夫婦が登場しました。
その姿はなんと、来世で両想いとなった伊黒小芭内と甘露寺蜜璃カップルだったのです!
今回の記事では二人の関係をメインに、身長の差、大正時代からつき合ってるのか、死亡した経緯まで紹介したいと思います。
目次
【鬼滅の刃】読者に大人気「おばみつ」カップル。身長も紹介
「おばみつ」という言葉を聞いたことがありますか?
伊黒小芭内と甘露寺蜜璃の下の名前をとって付けられた、カップルの名称です。
ツイッターなどのSNSでは、このおばみつカップルが大人気で、たくさんの二次創作や感想が投稿されています。
鬼滅の刃で、最終回までに公式に結ばれたキャラクターは、炭治郎とカナヲ、善逸と禰豆子、伊之助とアオイ、そしておばみつの4組です。
数多の二次創作作品が投稿されているPixivという画像投稿サイトでも、公式のカップリングの中では「おばみつ」カップルが一番投稿数が多く、ファンに愛されている印象です。
伊黒と甘露寺カップルの身長差はどのくらいなのか、それぞれのプロフィールを公式ファンブックから見てみましょう。
伊黒小芭内は身長162cm・体重53kg、9月15日生まれの21歳。
伊黒はスレンダーボディの持ち主のようですね。
甘露寺蜜璃は身長167cm・体重56kg、6月1日生まれの19歳です。
甘露寺は現代女性と比べると少々大きめ。
二人の身長差は5cmで、甘露寺の方が背が高いんです。
【鬼滅の刃】甘露寺にだけは優しい伊黒
鬼殺隊で蛇柱を務める伊黒小芭内。
その性格は「蛇のようにネチネチしている」と称されています。
彼が喋るときには、常にネチネチという擬音が付いて回るほどです。
しかし、唯一甘露寺と接する時だけは、まるで人が変わったかのように優しく、配慮ある言動を見せるのです。
【鬼滅の刃】伊黒は甘露寺に一目惚れしていた?
伊黒と甘露寺のなれそめですが、伊黒の一目惚れであったことが明かされています。
二人の出会いは、甘露寺が鬼殺隊に入隊した日のこと。
産屋敷邸で迷ってしまった甘露寺は、偶然出会った伊黒に助けを求めました。
その時伊黒は、甘露寺のあまりの可愛さに、度肝を抜かれたそうです。
相棒の蛇、鏑丸も、パニックになって伊黒に噛みついてしまいました。
ちなみに、本編で伊黒の甘露寺への思いが初めて示唆されたのは、124話のことでした。
唐突に本誌に、食堂で仲良さげに食事をとる甘露寺と伊黒の扉絵が掲載されたのです。
以前にも、柱合会議にて苦言を呈する伊黒に対して、甘露寺が「ネチネチして蛇みたい、しつこくて素敵」と頬を染めるシーンがありましたが、甘露寺は恋柱の名の通り、誰にでもときめいてしまう性格なので、問題視されていませんでした。
それまであまり接点のなかった二人が、実は一緒に食事に行く仲であったことを知り、読者は驚かされました。
それまで、口を開けば嫌味ばかりの、嫌われ者キャラだった伊黒。
しかし、前述の扉絵で見せた、甘露寺を見つめる優しいまなざしに、伊黒の人気が少しずつ上昇していきます。
【鬼滅の刃】二人の関係!文通をし合う仲だった?
124話の扉絵から話題にのぼり始めた二人の仲は、原作の中で間もなく明かされることになります。
132話にて、伊黒と甘露寺は文通をする関係であることが判明しました。
おばみつファンの間でずっと議論されてきたのが、「伊黒が甘露寺を好きなのは明白だけど、甘露寺は伊黒のことをどう思っているの?」ということでした。
「文通までしているのだから、二人は絶対両想いだ!」というファンもいれば、「甘露寺のことだから、誰のことも無下にできず、なんとなく文通しているのでは?」「甘露寺は他の人とも文通していそう」「伊黒の片思いなのではないか?」というファンもいました。
しかし、公式ファンブック「鬼殺隊見聞録」が発売され、その議論には終止符が打たれます。
「甘露寺が一番気になっている柱は?」という質問に対し「しのぶも含め全員気になっていますが、特に伊黒さんと食事や文通をする時が楽しいようです」との回答が掲載されたのです。
この事件は、おばみつファンたちを大きく沸かせました。
【鬼滅の刃】伊黒と甘露寺はつき合ってるの?
少しずつ明らかになっていく二人の関係に、Yahoo知恵袋などには「伊黒と甘露寺の二人はつき合ってるの?」などといった質問がのぼっています。
質問の根拠は以下のようなことです。
- 二人で食事をしている
- 二人は文通している
- 伊黒が二―ハイソックスを甘露寺にプレゼントし、甘露寺はそれを履いている
- 公式ファンブックの回答「特に伊黒さんと食事や文通をする時が楽しいようです」の文面
では二人はつき合っているのか?
答えは「友達以上恋人未満」というのが妥当なところでしょう。
なぜなら二人はお互いの想いを伝え合えていないのです。
甘露寺が伝えていないのは、なんとなくわかります。
惚れっぽくて天然な甘露寺ですから、自分の想いに気がついていないのではないかという想像ができそうです。
では甘露寺への好意が明らかになっている伊黒は、なぜ想いを伝えないのでしょうか?
その理由は伊黒の過去にあったのです。
【鬼滅の刃】伊黒が素直に告白できない理由とは?
ほとんど両想いと言えた伊黒と甘露寺でしたが、伊黒は甘露寺に思いを伝えるつもりはありませんでした。
その理由が明らかになったのは、188話のことです。
その回では、いつも白い包帯を口に巻いていた伊黒の素顔と、つらすぎる過去が判明しました。
伊黒は、生まれた赤ん坊を鬼に与え続けることで、対価として富を得る、恐ろしい一族の元に生まれました。
伊黒自身も、生まれてすぐ生贄になる予定でしたが、珍しい男の子であったこと、綺麗なオッドアイであったことから、鬼に気に入られ、体が大きくなり肉が増えるのを待ってから、捧げられることになりました。
伊黒は、生まれた時から座敷牢に入れられ、たくさんの食事を与えられ育ちました。
12歳になったある日、座敷牢から引きずり出された伊黒は、蛇のような姿をした鬼の元へ連れていかれます。
その鬼は伊黒を見ると「小さいねえ小さいねえ。やっぱりもう少しだけ大きくしてからにしようかねえ」と言います。
すべてを理解した伊黒は恐怖で震えました。
蛇のような鬼は、伊黒の頬を切り裂き、自分と同じ形にすると、あふれ出る血を飲みました。
伊黒はその日以来、必死に簪で座敷牢の壁を削り、命からがら屋敷を抜け出しました。
しかし、お気に入りの生贄が逃げたことで、激怒した蛇の鬼は、伊黒の親族をほとんど殺してしまいました。
忌まわしい一族の元に生まれたこと、自分のせいでその一族がたくさん死んだこと、また、自分の顔には忌まわしい傷跡があること…。
汚れている自分は、甘露寺にふさわしくない。
そう思っていた伊黒は、無惨を倒して死に、生まれ変わった世界で甘露寺に思いを伝えようと決意します。
【鬼滅の刃】無惨戦でお互いが両思いであることを確認
そんな伊黒と甘露寺ですが、無惨との最終戦で、瀕死の重傷を負ってしまいます。
無惨を倒し、喜びの声がこだまする中、瀕死の甘露寺を伊黒が抱きとめます。
他の重傷の柱には、手当のため隠が駆けつけているのに、二人の周りに隠はいませんでした。
二人が一目見て、もうどうにもならないほど重傷だったのか、伊黒が二人きりにしてほしいと頼んだのか、真実はわかりません。
死の間際、自分は戦いで役に立たなかった、と甘露寺が謝ります。
伊黒は、初めて会った日のことを思い出し、「君と話していると、とても楽しい。」「底抜けに明るく優しい君は、たくさんの人の心をも救済している。胸を張れ。俺が誰にも文句は言わせない。」と言い、甘露寺を強く抱きしめます。
その言葉を聞いた甘露寺は涙を流します。
「私、伊黒さんが好き。」
「伊黒さんと食べるご飯が一番おいしいの。だって伊黒さんすごく優しい目で私のこと見てくれるんだもん。」
「伊黒さん伊黒さんお願い。生まれ変われたら、また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」
その言葉に伊黒は、涙を流しながら「もちろんだ。君が俺でいいと言ってくれるなら」と返します。
こうして二人はやっとお互いが気持ちを伝え合い、両思いであると知ることができたのです。
【鬼滅の刃】伊黒・甘露寺、死亡・・・。相思相愛で共に命を落とす
その後、本編に伊黒と甘露寺は登場せず、二人は一体はどうなったのか、読者の間で議論が広がりました。
いままでギャグ扱いの多かった甘露寺のことだから、あんなやり取りをしながらも、後日談でひょっこり顔を出すのでは?と考察するファンもいました。
しかし203話にて、黄泉の国から炭治郎を救い出そうとする伊黒と甘露寺の腕が登場し、二人があのまま死亡したことが確定になってしまいました。
あまりにも悲劇的な結末。
それでも、甘露寺は鬼殺隊入隊の理由であった「添い遂げる殿方を見つける」という目的を果たし、伊黒も「一度死んで血を浄化したい」という目的を達成できたのです。
【鬼滅の刃】救いの最終話!来世で夫婦となっていた二人
悲しい最期を迎えた二人でしたが、最終話にて救いが描かれていました。
なんと、現代に転生した伊黒と甘露寺は、夫婦となり、二人でメガ盛りの食堂を切り盛りしていたのです。
カウンターの上には、蛇の置物も置かれていました。
甘露寺の「二人が人間に生まれ変われたら・・・」という来世への約束は果たされたのでした。
現代の二人の間にどんななれそめがあったのでしょうか。
最終話で二人が登場するのは一コマだけなので、あとは想像するしかありませんが、ようやく結ばれた二人に、安堵したファンも多かったことでしょう。
まとめ
最終話付近にて、怒涛の展開を迎えたおばみつ。
その展開に、読者はハラハラさせられっぱなしでした。
現代で夫婦になった伊黒と甘露寺には、ほっこりしましたが、できれば大正の世で幸せになってほしかった…と思わずにはいられません。

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