炭治郎と同期でイノシシをかぶっている伊之助は、人間離れした特徴を色々と持っています。
そんな伊之助ですが、彼には自分でも知らなかった生い立ちがありました。
今回は伊之助について。
嘴平伊之助の女子のような素顔、最終選別、日輪刀、誕生日などの特徴をまとめ、死亡説があったこと、生い立ちや幼少期、思わぬところで知った母親・琴葉と自身の過去などをご紹介します。
目次
- 1 【鬼滅の刃】嘴平伊之助は二刀流の鬼殺剣士
- 2 【鬼滅の刃】伊之助に育手はいない?日輪刀を奪って参加した最終選別
- 3 【鬼滅の刃】口癖は「猪突猛進」
- 4 【鬼滅の刃】伊之助の誕生日は4月22日!公式もお祝い!
- 5 【鬼滅の刃】『獣の呼吸』を使った攻撃方法
- 6 【鬼滅の刃】野生児のため身体能力が異常?
- 7 【鬼滅の刃】伊之助、死亡説発生
- 8 【鬼滅の刃】伊之助の生い立ち!母に捨てられた過去?
- 9 【鬼滅の刃】読み書きができず行動は獣?
- 10 【鬼滅の刃】伊之助の幼少期:たかはる家との出会い
- 11 【鬼滅の刃】嘴平伊之助の素顔は美人女子だった!?
- 12 【鬼滅の刃】童磨から教えられた真実
- 13 【鬼滅の刃】母親・寿葉の想いを知った伊之助は?
- 14 まとめ
【鬼滅の刃】嘴平伊之助は二刀流の鬼殺剣士
嘴平伊之助は、頭にイノシシの皮をいつも被っている二刀流の剣士です。
鬼殺隊の一員で炭治郎の同期ですが、説明会に参加もしていなかったので炭治郎は任務で一緒になるまで同期とは知りませんでした。
二刀流に用いる日輪刀も、わざと刃こぼれさせて鋸の歯のようにして使っています。
「千切り裂くような切れ味」は自慢のようです。
【鬼滅の刃】伊之助に育手はいない?日輪刀を奪って参加した最終選別
嘴平伊之助は、実は正式に育手を介した修行を受けていないのです。
山で獣たちと力比べをして過ごしていた伊之助は、ある時鬼殺隊の剣士にも力比べを挑みます。
そして、剣士に勝ったときに鬼や最終選別の話を聞き出し、剣士の日輪刀を奪って最終選別に参加しました。
最終選別の際には、誰よりも早く入山し誰よりも早く下山したと善逸が語っています。
そのために同期なのに炭治郎とは面識がなかったのです。
最終選別を見事合格し、他の同期とは別に鬼殺隊の説明を受けて鬼殺隊員になりました。
【鬼滅の刃】口癖は「猪突猛進」
伊之助と言えば見かけだけでなく、口癖が「猪突猛進」です。
我流の戦いの型まで猪突猛進な型もあります。
びっくりするぐらいせっかちで、話をあまり聞かず、力比べが唯一の楽しみという、彼の生きざまそのものを表している言葉です。
【鬼滅の刃】伊之助の誕生日は4月22日!公式もお祝い!
伊之助の誕生日は4月22日です。
2020年の誕生日には公式から特別イラストが公開されました。
みんなで仲良く天丼を食べてお祝いする様子です。
伊之助はすぐ食べ終わっちゃったみたいですね。
アニメ制作会社のufotableの書下ろしです。
劇場版・鬼滅の刃公式HPではぬり絵キャンペーンを行い、終了していますが、ぬり絵用の画像がダウンロードできるようです。
ぬり絵用の画像をダウンロード:https://kimetsu.com/anime/special/birthday/
【鬼滅の刃】『獣の呼吸』を使った攻撃方法
誰から学んだのかわかりませんが、オリジナルの呼吸法・獣の呼吸から技が繰り出されています。
伊之助らしく、まさに猪突猛進の型です。
1.壱ノ牙 穿ち抜き
両手に持った刀をそろえて全力で突き刺します。
2.弐の牙 切り裂き
二刀を勢いよく十字に交差させて切りつけます。
3.参の牙 喰い裂き
一瞬で距離を詰め、交差させた二刀を左右に振り相手を斬る。
4.肆ノ牙 切細裂き
二刀で全面の広範囲に集中的に斬りつけます。
いつも交差させているわけではなく、連続攻撃です。
5.伍ノ牙 狂い裂き
二刀を四方八方にメチャクチャに斬りつけます。
身体能力が高いので、三次元の動きも含むため、攻撃範囲がとても広く、敵に囲まれた時に最適です。
6.陸ノ牙 乱杭咬み
二刀の刃を対称の一点で挟み込み、刃を鋸のように見立てて引き裂き、断ちます。
威力では伊之助の技の中で最もあり、鬼の頸を落とすこともできます。
相手の攻撃を受けた状態から一旦手を放してこの技につなげることで、反撃をそらしながら、再攻撃に転じられます。
7.漆ノ型 空間識覚
攻撃の技ではないため型となります。
我流の呼吸法で触角をさらに研ぎ澄まし。空気の細かい振動を捉えることで、広範囲に敵の存在を探知することができる。
8.捌ノ型 爆裂猛進
呼吸法で強化した肉体で、超前傾姿勢をとり、両腕を背に流し空気抵抗を減らしたうえで、一切の回避や防御を捨てて一直線に走りぬきます。
【鬼滅の刃】野生児のため身体能力が異常?
山育ちで、山の動物たちと力比べをするのが生きがいだったためか、身体能力や剣技は獣同然です。
高度な柔軟性を持っているため、不安定な足場からでも斬撃を放つこともできます。
全身の関節を外すこともできるため、普通なら通ることができないような狭いところへの侵入も可能です。
毒が効きづらい体質でもありますが、薬もなかなか効かないため良いことばかりでもありません。
触覚が優れているため、空気を伝う殺気も感じ取ることができ、どの方向からの攻撃にも瞬時に対応できます。
人間離れしていますね。
【鬼滅の刃】伊之助、死亡説発生
伊之助には死亡説が発生したことがありました。
それは遊郭編で妓夫太郎に心臓を鎌で刺されたからです。
妓夫太郎の攻撃が致命傷だったことと、鎌には強力な毒があったことから伊之助が死亡するのではないかと言われていました。
伊之助が死亡しなかったのは毒や薬が効きづらい体質だったことと、禰豆子の血鬼術により毒を燃やしたこと、そして刺された時に心臓の位置をずらしていたためです。
さすが、人間離れしていますね。
しかし、毒により一時心音は小さくなっていたので危ないところだったのだと思います。
【鬼滅の刃】伊之助の生い立ち!母に捨てられた過去?
伊之助は生い立ちの記憶がありませんでした。
過去記憶にあるのは、山の主であるイノシシに育てられていたこと。
そのため、炭治郎たちと話していた時には、「俺に母親はいねぇ」と言っています。
炭治郎が「お母さんは誰にでもいるよ」と言われると「じゃあ俺は捨て子だ、母親はオレがいらなかったんだ」と答えました。
伊之助は母親に捨てられて、イノシシに育てられるようになったと自分のことを認識していました。
伊之助がいつも被っているのは、自分を育ててくれた母イノシシの皮です。
母イノシシを親と思い、イノシシの皮を形見と思って大事にしてきたのでしょう。
【鬼滅の刃】読み書きができず行動は獣?
イノシシに育てられたためか、読み書きはできません。
山で育ったため、手づかみで物を食べたり、埋葬を理解できなかったりします。
山の動物たちとの力比べを生きがいにしていたため、戦う相手がいなくても大声を張り上げたり、意味もなく木の幹に体当たりしたりしています。
まさに獣という感じでしょうか。
【鬼滅の刃】伊之助の幼少期:たかはる家との出会い
イノシシに育てられた伊之助の言葉の成長に重要だったのが、幼少期にたかはる家で世話になったことです。
ある日たかはるはおじいさんが伊之助にえさをあげているところを目撃します。
その時伊之助はもうイノシシの被り物をしています。
たかはるは伊之助を化け物だと思い、追い払います。
そしておじいさんに、もうえさはあげないように注意しました。
しかしその後も伊之助を膝にのせて百人一首を読み聞かせたりしていました。
たかはるがさらに追い払ってもおじいさんの所にやってきます。
おじいさんはふんどしに書いてある伊之助の名前を呼んで教えてあげました。
そのことにより、伊之助は自分の名前を知ったようです。
たかはるはまた追い払おうとしますが、伊之助が突然話し始めました。
口の悪いたかはると、おじいさんのおかげで伊之助は言葉を覚えたのです。
【鬼滅の刃】嘴平伊之助の素顔は美人女子だった!?
イノシシの被り物をとると、嘴平伊之助の素顔は、目が翡翠色の美人女子顔です。
同期の善逸はその素顔を初めて見た時、「むきむきしてるのに女の子みたいな顔がのっかってる」といったくらいです。
この顔は実は母親と瓜二つなのでした。
顔がきっかけでのちに過去が明らかになります。
【鬼滅の刃】童磨から教えられた真実
童磨は、伊之助の素顔を見ると、その顔に見覚えがあると言いました。
しかし伊之助は童磨のような蛆虫には会ったことはないと叫びます。
童磨は自分の記憶を蘇らせるために、自分の頭に指を突っ込みました。
15年前、暴力をふるう旦那から逃げて、極楽教を尋ねてきた女の子がいました。
その時は原型もとどめないくらい顔がはれ上がり、片目は失明したけれど、手当をしたらきれいな顔に戻ったといいます。
それが伊之助の母親・琴葉でした。
童磨は伊之助の母を喰らうつもりはなかったようです。
頭は賢くなかったけれど美人で歌がうまかったといいます。
よく伊之助を抱っこして「指切りげんまん」の歌を聞かせていたとのこと。
童磨も琴葉を食べることなく、寿命まで傍に置いておこうと考えていましたが、信者を食べているところを琴葉に見られてしまったのです。
そして寿葉は逃げ出し、伊之助を崖から放り出したのでした。
伊之助は全て思い出しました。
伊之助の母親・琴葉が常に歌っていたので、赤子であった伊之助の脳裏にその歌声は深く刻まれていました。
琴葉は童磨が人間を食べているところを見かけてしまい、逃げ出します。
逃げながら、琴葉は伊之助に謝っていました。
「ごめんね伊之助、母さんバカでごめんね、いつも失敗する、ダメな方に行ってしまう、ごめんね」
そしてついに、崖まで逃げ込んでしまいます。
このままでは追い付かれてしまうし、伊之助も自分と一緒に殺されてしまうと考えた母は、わずかな希望にすべてを託して崖から落とし、童磨から逃がしたのです。
伊之助の母親・琴葉は、追いついた童磨に殺され、食べられてしまいました。
しかし崖から落ちた伊之助は、川に着水したことで一命をとりとめ、その後はイノシシに育てられたのです。
【鬼滅の刃】母親・寿葉の想いを知った伊之助は?
童磨がきっかけで思い出した母の記憶。
伊之助は母親・琴葉に愛されていました。
母親・琴葉は自分の命を差し出して伊之助を助けたのです。
その琴葉を「頭が鈍かった」「かわいそう」「不幸しかなかった」という童磨に伊之助はブチ切れます。
童磨との戦いを奇跡のめぐりあわせと言う伊之助。
母親・琴葉と仲間を殺した仇である童磨に地獄を見せてやると言い、叫び、向かっていくのでした。
童磨との戦いの結果についてはまとめの下にある関連記事にまとめています。
まとめ
炭治郎の同期でイノシシの皮をかぶった二刀流の剣士、嘴平伊之助。
母に捨てられ、イノシシに育てられたと思われていましたが、捨てられたのではありませんでした。
母親・琴葉は自分の命も顧みずに、上弦の弐・童磨の魔の手から逃がすために崖から伊之助を落としたのでした。
その後子供を亡くしたばかりのイノシシに育てられましたが、たかはるのおじいさんにえさをもらったり百人一首を読み聞かせてもらったり・・・口の悪いたかはると優しいおじいさんのおかげで言葉も話せるようになりました。
口癖は猪突猛進で、それは彼の戦いや彼の生きざまそのものに現れています。
イノシシを脱ぐと顔立ちは整っていて女の子みたいです。
その顔は母琴葉の生き写しのようです。
炭治郎や、いろいろな人とのやさしさと触れ合ううちに伊之助はだんだん変わっていきました。
そして自分よりはるかに強い炎柱の生きざまを見てからは、真の強さとは何かを心に描き始めたようです。
でもこれからも猪突猛進で何事にも突撃してほしいと思います。

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