堕姫と妓夫太郎は十二鬼月・上弦の陸の鬼の兄妹。
「強くて美しい鬼は何をしてもいいのよ」というわがままな堕姫は100年以上遊郭で花魁をしています。
美しいものが好きで、食べる人間も美しい人間だけを食べていました。
血鬼術 帯
帯を自由に操作したり、帯の中に人間を取り込んだり保存しておくこともできます。
保存されている人間は日輪刀で帯を斬ることによりかいほうできる。
帯を分身として捜査することもでき、その時には帯に目と口が浮かび上がる。
貯蔵庫を作ったり、遊郭に通路を作ったり、遊女を監視したりすることもできる。
八重帯斬り
刃物のように研ぎ澄まされた8本の帯で、敵の退路を塞ぎながら切り裂く。
自分の体の一部でもある帯を一つに集めているため、早さや硬さはこれまでのものと
比べ物にならない。
鬼になる前の兄弟の過去について紹介したいと思います。
目次
【鬼滅の刃】十二鬼月「上弦の陸」堕姫
十二鬼月は鬼舞辻無惨の直属の配下で、他とは抜きんでた実力を持っています。
その上弦の陸である堕姫。
普段は堕姫が花魁として行動しています。
堕姫の人気は遊郭で不動のナンバーワンで、およそ10年ごとに顔や年齢、店を変えて遊女をしていました。
兄弟で死にかけているときに、当時上弦の陸であった童磨に見いだされ、そして鬼舞辻無惨のもとに導かれ兄弟そろって鬼になりました。
【鬼滅の刃】「京極屋」の蕨姫花魁として人気
吉原遊郭の「京極屋」の蕨姫花魁として評判にはなっているが、「京極屋」ではけが人や足抜け・自殺者が多く出てうすうす気づいているが、一番の売れっ子なため何も言うことが出きずにいました。
【鬼滅の刃】人を食べる時のこだわりとは?
「美しくなければ食べない」と言い、それは周りの遊女だけでなく鬼殺隊にも当てはまるらしい。
炭治郎や善逸は食べないと言われてしまいました。
【鬼滅の刃】兄の妓夫太郎と一緒で一人の鬼
本当の上弦の陸は兄の妓夫太郎、二人で一人の鬼になっています。
彼は普段は妹の堕姫の体の中で眠っていますが、堕姫のほうが付属のようなもので、伊之助や善逸も倒せないほど。
【鬼滅の刃】梅という名前は母親から?
梅と言うのは堕姫の死んだ母の病名(梅毒)から名づけられました。
【鬼滅の刃】梅はなぜ侍を失明させた?
梅は13の時侍の目玉を簪で突いて失明させました。
【鬼滅の刃】焼き殺された梅
侍の目玉を簪で突いて失明させたので、その報復として梅は縛り上げられ生きたまま焼かれたのです。
【鬼滅の刃】梅を助けるため妓夫太郎がとった行動は?
妓夫太郎が仕事から戻ると、梅は縛り上げられ生きたまま焼かれ、丸焦げになっていた。
丸焦げになって泣いている梅を抱きしめながら、妹を抱きしめながら「俺の妹を元に戻せ、でなけりゃ神も仏もみんな殺してやる」と叫んでいました。
すると後ろから梅を殺した男から斬られてしまいます。
男がとどめを刺そうとしたときに、妓夫太郎が鎌で男に斬りつけ殺してしまいます。
雪の中をはだしでさ迷い歩いているときに、男が人間を喰らいながら歩いてきます。
そして妓夫太郎に血をやると話しかけてきます。
「あの方に選ばれれば鬼となれる」とスカウトされます。
まもなく死んでしまいそうな妹・梅を助けるために妓夫太郎は鬼になりました。
【鬼滅の刃】鬼殺隊に敗れた妓夫太郎
二人の頸を同時に斬らなければ死なないと言う特殊体質だったので、激闘の末、二人の頸を斬ることに成功します。
すると頸だけになってしまっているのに、兄妹でののしり合いをし始めます。
炭治郎は二人の言い合いは本当はそんなことは思ってない、全部嘘だよ、兄弟仲良くと伝えると堕姫であった梅が消滅します。
消えゆく妹を見ながら兄は幼い頃の妹・梅を思い出します。
自分が育てたのでなければ、もっと違った人生があったはず…自分の唯一の心残りは梅だったと悔やみます。
【鬼滅の刃】兄と一緒に梅も地獄へ
地獄へと続く暗い道を太郎が一人で歩いていると、梅と再会します。
しかし太郎は自分と一緒にいない方が梅は幸せになれると、「妹ではない」「俺とは反対の明るい道を行け」と梅を拒否します。
しかし梅は泣きながらさっきのことを怒ったなら謝るから許してと後をついて来ます。
「絶対離れないから、ずっと一緒にいるんだから」
「何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹に絶対なる」
太郎の背中で泣きながら叫んでいる妹・梅を背負い(俺たちは二人なら最強だ 約束する絶対離れない)と話していたことを思い出し、燃えさかる業火の中に消えていきました。
まとめ
鬼殺隊が初めて倒した上弦の鬼「上弦の陸」
堕姫は花魁として過ごしていました。
10年ごとに名前や場所を変えながら100年以上も潜んで人間を喰らい続けていました。
鬼殺隊の柱まで7人も喰らっています。
美しいものが好きで、喰らう人間も美しい人を選んで喰らっていました。
兄の妓夫太郎は普段は堕姫の身体の中で眠っていて、堕姫に呼ばれると体内から現れます。
「なんとかしてよお兄ちゃん」と兄に頼る妹を守っています。
許すことのできない鬼ではありますが、二人の過去が壮絶すぎます。
生まれる前から何度も殺されそうになり、生まれてからも邪魔だと何度も殺されそうになりました。
ようやく生き延びた枯れ枝の様な太郎が変わり始めたのは、梅が生まれてからでした。
梅は太郎の自慢で、大人がたじろぐほどの綺麗な顔をしていました。
梅の様な美しい妹がいることで、太郎の劣等感は吹き飛び、自分たちの人生は良い方に加速して回っていくような気がしていました。
でも13歳の頃(太郎が13歳の頃でしょうか…それなら梅は!?)梅が客の侍の目玉を簪で突いて失明させ、その報復として梅は縛り上げられ生きたまま焼かれてしまってた。
太郎はその侍を殺します。
そして裸足で雪の中を彷徨い歩いているときに当時上弦の陸の童磨に出会います。
童磨は笑顔で人間を喰らいながら歩いていました。
妹はこのままでは死んでしまうとスカウトされて二人は鬼になったのです。
それでも「鬼になってことに後悔はない」「何度生まれ変わっても、必ず鬼になる」という太郎。
しかし心残りが一つあると言います。
それは梅のこと…自分が育てずに、もっと違った環境に生まれていたのなら梅の一生は変わっていたのではないかというものです。
しかし梅は、あとをついてくるのを拒む兄に、どこにいるのかもわかっていなくても兄についていこうとするのです。
梅はさっきのことを怒っているのだと勘違いして、涙をこぼしながら謝ります。
「俺はこっち行くから、お前は反対の方、明るい方へ行け」という兄に梅は背中に飛びつきます。
そして「何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる」と泣きわめくのです。
太郎は何回生まれ変わっても鬼になると言い、梅も何回生まれ変わっても太郎の妹になると言います。
どちらにしても何回生まれ変わっても鬼になってしまいます。
二人なら最強なので、どんなにつらい環境であっても大丈夫ということなのでしょうか。
兄妹同志ということで、炭治郎と禰豆子のことを想ってしまいますが、炭治郎と禰豆子ならば、どちらかが悪い方に行きそうになってしまったとしたら、それを無理やりでも生かせないようにする兄妹だと思います。
きっとどんなことがあっても考えることをやめない、良い方向に向かっていくような兄妹。
堕姫と妓夫太郎の兄妹は、兄は悪い方に引き込まれやすく、妹は何も考えずに兄の後ろをついていくという兄妹なのだと思います。
どちらも兄のことが大好きな妹と、妹のことが大好きな兄なのに、全く違う道を歩くことになってしまっています。
業火に燃やされるのも兄弟二人なら怖くないのかもしれませんが、できれば今度生まれ変わるならば、炭治郎と禰豆子の様な兄妹になって欲しいと思います。

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神が髪になっていますよ。
フランちゃん
誤字のご指摘ありがとうございます!
修正しました。教えていただき助かります。