竃門炭治郎の父、竈門炭十郎はヒノカミ神楽を舞っていました。
「どうして父さんは身体が弱いのに長く舞っていられるのか」と幼い炭治郎が尋ねると、どれだけ動いても疲れない息の仕方があると答えました。
正しい呼吸ができれは、ずっと舞えるという炭十郎。
それに耳飾りと神楽を途切れないように継承させるようにという言葉も残しています。
炭治郎の記憶の中にたびたび現れる父の姿と言葉。
炭十郎に幾度となく炭治郎は助けられています。
その父・炭十郎の秘密に迫りたいと思います。
スポンサーリンク
Contents
【鬼滅の刃】炭治郎の家族構成は?
- 父・炭十郎
- 母・葵枝
- 長男・炭治郎
- 長女・禰豆子
- 次男・竹雄
- 次女・花子
- 三男・茂
- 四男・六太
炭治郎は六人兄弟の長兄。
現在は炭治郎と禰豆子だけになってしまいました。
【鬼滅の刃】穏やかで病弱な父
炭治郎の父は、炭治郎のイメージでは植物のような人。
感情の起伏がなく、きわめて穏やかな人であった。
炭治郎と似ているが、やせ細っていて生まれつき体が弱く病気がちで長く床に臥せていた。
【鬼滅の刃】炭十郎はクマを倒すほどの力があった?
炭十郎が亡くなる十日ほど前に、近くで熊が人を襲って喰う事件が起きていた。
ある夜中に炭治郎を起こして、二人で外に出るとそこには九尺もある熊が立っていた。
斧を持ち、熊と対峙する炭十郎。
熊が一歩近づいてきたところで、炭十郎は斧で熊の首を斬り落とします。
「透き通る世界」が見える体捌きを見せてくれたのだと炭治郎が気づくのはまだ先のこと。
【鬼滅の刃】ヒノカミ神楽の継承者
炭治郎の家には「ヒノカミ神楽」という神事の舞が伝承されていた。
竈門家に代々伝わっており、新年の始まりに雪の舞い散る山で一晩中奉納し、無病息災を祈る。
【鬼滅の刃】炭十郎がしていた特別な呼吸法とは?
竈門家に代々伝わる神楽を舞うときに用いる呼吸法「ヒノカミ神楽の呼吸法」
炭十郎は「正しくできればどれだけ動いてもつかれず、寒さも平気になる」と話していた。
竈門家は雪の降る新年の始まりに、夜が明けるまでずっと舞を奉納していた。
スポンサーリンク
【鬼滅の刃】炭治郎が受け継いだ神楽と耳飾り
炭治郎が父から受け継いだのは神楽と耳飾り、炭十郎の言葉から日の呼吸の継承者の証と考えられます。
鬼舞辻無惨は炭治郎の耳飾りを見た途端、憎悪の表情を見せました。
スポンサーリンク
【鬼滅の刃】父から教わった“透き通る世界”とは?
炭治郎は父のことを思い出し、父・炭十郎は年に一度ヒノカミ神楽の型を夜明けから日が暮れるまで続けていました。
とても辛そうに見えていた炭治郎が尋ねると、若い頃よりも無駄な動きが無くなり正しい呼吸や動作ができている現在の方が辛くないと話していました。
また、炭十郎はたゆまぬ努力を続ければ、「透き通る世界」が見え始めると話していました。
炭治郎は、一瞬だけ「透き通る世界」に入り呼吸の音だけでなく髪や目まで変化しました。
【鬼滅の刃】炭十郎にも痣があった?
炭治郎の父・炭十郎は炭治郎と違って元々顔に痣があったようです。
日の呼吸の素質がある使い手は、生まれつき額に赤い痣があるとされているようです。
炭治郎は火傷と傷跡のようですが、炭十郎の赤い痣は先天性のものでした。
【鬼滅の刃】炭十郎も鬼滅隊に入っていた!?
炭十郎も鬼殺隊員だったと言う事実は今のところはっきりとは描かれていません。
もしも鬼殺隊員だったとすれば、炭治郎が幼いころから家の中で少なからず鬼の話が出ていたのではないかと思うのです。
何も出ていなかったから、炭治郎が急いで家に帰ることもしなかったし、家族があっさりと鬼に襲われてしまったのではないかと思います。
しかし病弱で臥せていたのに、朝から日の暮れるまで、ヒノカミ神楽を舞っていたり、亡くなる数日前に熊の首を斬ったりしています。
ヒノカミの呼吸の使い手であったりと普通の炭焼きだけを生業にしていた人には思えません。
「ヒノカミ神楽と耳飾りを後世に伝えてくれ」と炭治郎に話していることからも何かがありそうです。
まとめ
炭治郎の父・炭十郎についてはまだ謎だらけで、気になるところがたくさんあります。
とてもシルエットの似た人が出てきたり、時透無一郎の父にもよく似ているような気がします。
炭治郎の父のイメージは炭治郎によると植物のような人…病弱で穏やかで優しい人のようですが、数日後に亡くなってしまうのに、手斧で九尺もある熊を一瞬で倒してしまうようなとても強い人です。
のちに炭治郎はその時のことを思い出し「どれだけ動いても疲れない息の仕方」を教えてくれていたことに気がつきます。
日の呼吸の使い手には、生まれつき額に赤い痣があるとされていますが、炭治郎の父には先天性のものが現れていました。
また、炭治郎の回想シーンに現れた痣のある耳飾りをした謎の剣士「炭吉」は炭十郎や炭治郎の先祖に当たる人…その剣士から「ヒノカミ神楽と日輪の耳飾り」を継承し、守り続けているようです。
炭十郎は自分の父から継承したと思われ、炭治郎に「この神楽と耳飾りだけは必ず途切れさせず、継承していってくれ」と伝えていることから、やはり剣士とつながっているようです。
炭吉は人間であった時の上弦の壱にも似ているような気がします。
また時透無一郎の記憶に現れる彼の父も、炭治郎と同じ赤い瞳をしていました。
顔立ちも炭治郎に似ているようです。
時透家と竈門家にも何か繋がりがありそうです。
上弦の壱は無一郎のことを自分の子孫だと話しました。
無一郎の技や精神力をさすが自分の末裔とほめたたえたりしています。
上弦の壱が人間であった頃の苗字は継国、時透とは違っているので炭治郎の名字も違っていても血のつながりがあるのかもしれません。
ただ鬼殺隊であったかどうかと考えると、炭治郎が鬼についてあまり知ってはいなかったようなので、鬼殺隊ではなかったのではないかと思われます、
知っていてもあえて口にしたくなくて、触れないようにしていたかもしれないと考えることもできますが、家族に危険が及ぼすことがあるかもしれないので注意くらいはしたと思うのです。
夜になると行動する鬼が、年の初めに「ヒノカミ神楽」を一晩中舞っていた炭十郎や舞を見ていた炭治郎たちの前に現れなかったことも気になります。
「ヒノカミ神楽」が神事であったことも関係あるのでしょうか。
このようにまだまだ謎の多い竃門炭治郎の父・竈門炭十郎…炭治郎がもっと強くなるためにも重要な人物であることは間違いありません。
スポンサーリンク
コメントを残す