村でも評判の美少女だった禰豆子が、鬼と化してしまいました。
鬼となった禰豆子ですが、炭治郎との兄妹の絆に変わりはありません。
果たして禰豆子は最後に人間に戻れたのでしょうか。
禰豆子が竹を咥えている理由や、善逸との関係、そして兄との強い絆で過酷な運命に立ち向かおうとするエピソードを含めてまとめていきます。
目次
- 1 【鬼滅の刃】鬼になる前はしっかり者の長女だったねずこ
- 2 【鬼滅の刃】ねずこが鬼になった理由は?突然襲った悲劇とは
- 3 【鬼滅の刃】鬼になっても見せた人間らしさとは?
- 4 【鬼滅の刃】竹製の口枷をしている理由は?
- 5 【鬼滅の刃】2年間眠り続けたねずこ
- 6 【鬼滅の刃】睡眠でエネルギー補給?
- 7 【鬼滅の刃】炭治郎とねずこの兄妹絆?鬼になっても炭治郎の言葉は理解している?
- 8 【鬼滅の刃】なぜ太陽の光を克服できた?
- 9 【鬼滅の刃】ねずこの最後とは?ラストは人間に戻ったのか?
- 10 【鬼滅の刃】ねずことぜんいつ(善逸)が結婚!!2人が結婚するまでの道のりとは?
- 11 【鬼滅の刃】ねずこがかわいいと言われる理由は?ちびねずこや人間の本能を揺さぶる表情とは
- 12 まとめ
【鬼滅の刃】鬼になる前はしっかり者の長女だったねずこ
竃門家の六人兄妹の長女、炭治郎の妹です。
家族思いで優しく、父親が亡くなっているため忙しい母親の代わりに弟や妹の面倒をよく見る村でも評判の美少女でした。
しかし優しいだけではなく、兄に似て自分を省みないところがありました。
自分の着物を買うくらいなら小さい弟妹たちに美味しいものを食べさせてあげてと、ずっとあの特徴的な着物を着ていたのでした。
【鬼滅の刃】ねずこが鬼になった理由は?突然襲った悲劇とは
貧しいながらも幸せに暮らしていましたが、炭治郎が村に炭を売りに出かけ、一晩留守にしていた時その悲劇は起きました。
家に帰ろうと歩いていると、炭治郎は血の匂いを感じ急いで帰宅します。
すると、母や弟妹たちが惨殺されていたのです。
炭治郎は全員死んでいると思いましたが、禰豆子だけ体にぬくもりがありました。
医者に見せれば助かるかもしれないと思い、必死に山を下ります。
しかし意識が戻った禰豆子が、鬼となって暴れだし炭治郎に襲いかかります。
禰豆子が鬼になった理由は、鬼舞辻無惨によって多くの血を注がれたからなのでした。
【鬼滅の刃】鬼になっても見せた人間らしさとは?
鬼になった禰豆子は、飢餓状態だったので炭治郎に襲いかかります。
しかし炭治郎の呼びかけに涙を流すのです。
炭治郎を助けるために禰豆子を討伐しようとした水柱・冨岡義勇にもその片鱗を見せました。
禰豆子を守ろうとした炭治郎が義勇に攻撃された時も、炭治郎を守って義勇を威嚇しました。
このことには義勇も驚き、他の鬼とは違う事から刃を仕舞ったのです。
【鬼滅の刃】竹製の口枷をしている理由は?
禰豆子の竹製の口枷は、禰豆子も炭治郎も義勇に気絶させられている間に咥えさせられていました。
恐らく、義勇が禰豆子に人を襲わせないようにするためと、鬼の牙を隠すために作ったのではないかと思われています。
【鬼滅の刃】2年間眠り続けたねずこ
鬼は通常、人を喰らうことで体力を回復したり、強くなったりします。
しかし禰豆子は鬼になってすぐに、炭治郎が修行を始め少し落ち着くと何故か2年も眠り続けました。
その間に奇跡ともいえることが起きていました。
鬼は本来睡眠をとらないはずですが、禰豆子は睡眠によってエネルギーを補給できるような体質になっていたのです。
【鬼滅の刃】睡眠でエネルギー補給?
人を喰らうことでエネルギーを補給するのが鬼ですが、禰豆子は体質を変質させたらしく、睡眠でエネルギーを補給しています。
しかし普通の鬼に比べて回復は遅いのは、血や肉を摂らないためではないかと思われます。
本来なら鬼は睡眠をとりませんし、強くなればすぐにその場で回復できるのです。
その後も禰豆子は体力を消耗するたびに眠り、それ以外の時も基本的に眠っている赤子のようにぼーっとしているようになりました。
眠ることで人を喰らわなくてもよい体に変化したのです。
【鬼滅の刃】炭治郎とねずこの兄妹絆?鬼になっても炭治郎の言葉は理解している?
鬼化した直後は、簡単なコミュニケーションしか取れませんでした。
鱗滝によって「人間は皆家族だから、人を守れ。家族を傷つける鬼を許すな」と暗示をかけられたので、自分の近くで鬼に人が傷つけられると鬼を攻撃する行動をとるようになりました。
対象になったその人たちを、自分の母や弟妹に幻視するのです。
そのことから禰豆子自身の意思が残っているようです。
無限列車編の頃には、炭治郎から命じられた事を忠実に守るくらいに言葉を理解するようになっていました。
兄妹の絆も戻ると同時に、だんだんと人間に戻って来ていた証なのかもしれません。
【鬼滅の刃】なぜ太陽の光を克服できた?
鬼の最大の弱点と言えば、太陽の光です。
物語の序盤で珠世が禰豆子はいつか太陽を克服すると予言していました。
鬼舞辻無惨でさえ成し遂げていない事なのになぜ預言できたのでしょうか。
禰豆子は人を喰らわず、自分の理性を保って炭治郎と共に鬼と戦っています。
同じく鬼舞辻無惨の呪いを解いている珠世でさえ、少量の血をとらないとダメなので禰豆子だけが太陽が克服できたのは「人間を食べていない」からと言う条件があるのではと仮定できます。
さらに、鬼舞辻無惨は青い彼岸花を喉から手が出るほど欲しがっており部下に青い彼岸花をを探せと命令しています。
青い彼岸花はまだ人間だった頃無惨に処方された薬で、鬼化深い関係があるのでした。
この青い彼岸花は、実は竈門家にとても縁の深いものでした。
青い彼岸花についてはコチラで詳しく → 青い彼岸花について
もしかしたら、子どもの頃に青い彼岸花に触れる機会があり、免疫のようなものが出来上がり太陽を浴びても大丈夫な体質になったのかもしれません。
【鬼滅の刃】ねずこの最後とは?ラストは人間に戻ったのか?
鬼舞辻無惨によって鬼となった禰豆子ですが、呪いを解き、日光を克服していくなど次第に人間に近づいていっていました。
そして、最終決戦前に珠世が作った薬によって最後は人間に戻りました。
薬の効果もありますが、同時に同じものを打たれた鬼舞辻無惨の弱体化も大きな要因だったはずです。
鬼だった頃の記憶も完璧ではありませんが残っていたそうで、初めて伊之助に会った時に善逸が命を懸けて守ってくれたことを思い出すとドキドキしてしまったのでした。
【鬼滅の刃】ねずことぜんいつ(善逸)が結婚!!2人が結婚するまでの道のりとは?
最終回に2人の子孫が登場するため、禰豆子と善逸が結婚した事が分かります。
ずっと善逸の片想いであると思われている2人ですが、いったいどんなきっかけで結婚したのでしょうか。
鬼舞辻無惨を倒した後、炭治郎と伊之助と4人で暮らす事になった禰豆子と善逸。
最終決戦後にボロボロになってしまった羽織を綺麗に直してあげたお礼をたくさん持ってくる冨岡義勇や、仲良くしている伊之助に嫉妬してしまう善逸は、禰豆子に足の痛みを大きな声で訴えてかいがいしく世話をしてもらっていたのです。
最終決戦で足を痛めていたのは本当なのですが、あまりにもぐうたらして情けない姿ばかりをみせる善逸を鼓舞させたのは炭治郎でした。
禰豆子は優しいから相手をしてくれるだろうけど、このままでは弟としてしか見られなくなってしまうと忠告します。
心を入れ替えた善逸は、花畑で1年間をかけて必ず変わる事を約束して想いを告げたのでした。
ちなみに、ものすごい大声で告白したため炭治郎と伊之助にも筒抜けで、そばで聞いていた禰豆子の耳はしばらく聞こえなくなってしまったほどだったようです。
【鬼滅の刃】ねずこがかわいいと言われる理由は?ちびねずこや人間の本能を揺さぶる表情とは
鬼となった禰豆子は、人間の時とは違い幼い性格になっています。
そして、炭治郎が背負っている籠や箱に入るために小さな子供ほどの体型になるのです。
この姿をちびねずこ、などと呼ばれています。
小さく幼くなった禰豆子は見た目にもとてもかわいいですし、炭治郎にも小さい子のように甘える姿をたくさん見られ思わず微笑んでしまうシーンが多いです。
人間の本能は幼く小さいものを守ってあげたいと思うものです。
禰豆子の表情は自然とかわいいと思えるのも納得ですね。
まとめ
竃門禰豆子は、竃門家六人兄弟の長女で、長男炭治郎の妹です。
家族で貧しいけれども幸せな生活を送っていましたが、突然理不尽なことに鬼に家族を奪われ、鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまったのでした。
しかし、冨岡義勇に可能性を見抜かれ、鱗滝と出会い、珠世に出逢った事でどんどん人間に戻っていく力をつけていったのです。
様々な要因はあったにせよ、禰豆子本人の強い意志があったからこそ人間に戻れたのではないでしょうか。
なぜ太陽の光を克服できたのか、そして竈門家と青い彼岸花の関係についてもファンブックの一部でしか表現されていないのでいつか物語として見ることが出来るといいなと思います。

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