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【アオアシ】作者の「小林有吾」はどんな人物?アオアシを描くことになったキッカケや作品への思いは?

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この記事を読むとわかること

  • 漫画家を目指すために退職し、24歳で漫画家デビュー。
  • アオアシの執筆依頼を断ったが、後に受けることになった。
  • 愛媛FCの熱狂的なサポーターであり、スポンサーもしている。

アオアシの作者である小林有吾の人物像であったり、アオアシへの思いや描くキッカケなどを紹介していきます。

なかなか漫画の作者の人柄や熱狂していることを知るキッカケというのは多くないと思いますが、作者について知れば、その作者が描いた漫画がより面白くなるのではないでしょうか。

 

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【アオアシ】小林有吾はどんな人物?

小林有吾は愛媛県松山市出身で、現在も松山市に在住です。

一度就職するも、退職し24歳で漫画家を目指し始めました。

そして2015年から週刊ビッグコミックスピリッツで自身初の週刊連載となるアオアシを連載し、2017年には第10回マンガ大賞にノミネートされました

また、漫画を描くのが非常に早く、アオアシの週刊連載と並行して、高校の映像研究部を舞台にしたショート・ピース、数学と料理という不思議な組み合わせを描いたフェルマーの料理などを連載していました

自身のブログに漫画家になる前は沢山のバイトを経験したと綴っており、さまざまな経験をしているので、多岐に渡ったテーマで漫画を描くことができるのでしょう。

 

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【アオアシ】アオアシを描くことになったキッカケは?

アオアシは2015年の連載開始前にスピリッツの当時の副編集長がJユースを本格的に取り扱った漫画がないことに注目し、企画されました。

そして以前月刊スピリッツで前述のショート・ピースを連載し、ストーリー性の高さに評価を得ていた小林有吾にアオアシの執筆依頼が来ました。

しかし、スポーツ漫画に興味がなかった小林有吾は一度この依頼を断ります。

その後、副編集長の強い勧めにより考え直し、アオアシを執筆することになりました

現在のアオアシの成功は小林有吾の実力はもちろんですが、まだそこまで実績の多かった訳でない小林有吾を猛プッシュし、一度断られても諦めなかった副編集長のおかげでもあるのです。

 

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【アオアシ】小林有吾の愛媛FC愛!

小林有吾は愛媛FCの熱狂的なサポーターとして知られています

後述するアオアシのスピンオフ作品であるブラザーフットでは、愛媛FCをモデルとしたAC愛媛というチームを主軸に描いています

自身のブログでも愛媛FCの話題が非常に多く、愛媛FCが負けた試合の日はなかなか寝付けず、翌日は寝不足で執筆をすることになると言います。

愛媛FCは2021年シーズンでJ3に降格してしまいましたが、その事について書いたブログでは、小林有吾の愛媛FCへのとてつもない熱量を感じ取ることができます。

「勝つと信じて観る試合のほぼ全てで逆の結果をそのつど見て、肩を落として帰り続けた1年だった」と小林有吾自身がどんな気持ちで試合を見ているか、そしてチームの状況の悪さなど、メディアではなかなか取り扱われない下位リーグの状況が鮮明に書かれています。

さらに1ファンにとどまる事なく、愛媛FCとレディースチームのスポンサーとして出資しており、トップチームのトレーニングウェアにはアオアシの主人公である青井葦人が、レディースチームのトレーニングウェアにはヒロインの一条花が載っています

小林有吾はチームが苦しい状況でも、諦めず応援を続ける本物のサポーターです。

 

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【アオアシ】アオアシはいつごろから描き始めた?

アオアシは前述しましたが、2015年からビッグコミックスピリッツで連載が始まっています

また、単行本1巻の発売は2015年4月30日でした。

さらに2022年にはジュニア版という、全ての漢字にふりがなが振ってある小さい子でも読める物も出版されています。

 

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【アオアシ】アオアシ本編とスピンオフ作品ブラザーフット!

ここまでは漫画家、小林有吾について紹介してきましたが、ここから小林有吾の代表作であるアオアシとアオアシのスピンオフ作品のブラザーフットについて紹介していきます。

アオアシは愛媛県の中学でワガママなFWとしてサッカーをしていた主人公、青井葦人がJリーグチーム、東京エスペリオンのユース監督である福田達也に出会い、プロを目指す物語です。

また、物語を通してユースチームの実態なども細かく描かれています。

さらに物語中盤からメインの舞台となるプレミアリーグでは、エスペリオンのようなユースチームだけでなく、部活動のチームも多く描かれ、高校サッカーとユースの違いなども知ることができます。

アオアシでは青井葦人を中心にサッカーの技術的成長が描かれているのはもちろんですが、チームメイトとの確執や苦手なことを克服していったり、高校生の恋愛模様なども描かれているので、サッカーが好きな人だけでなく多くの人が読むと勇気づけられ、楽しめる作品です。

そしてアオアシのスピンオフであるブラザーフットはアオアシの主人公、青井葦人の兄である青井瞬が主人公の作品です。

高校2年生の青井瞬は持病だった小児喘息のためサッカーをやめていましたが、葦人を東京へ送り出した後、愛媛のユースチームから中途入団の案内をもらい、サッカーを再開する物語です。

しかしブラザーフットの本題は地方クラブの現状がいかに大変かということです。

瞬が参加することになるユースチームはAC愛媛というチームで、小林有吾が大ファンである愛媛FCをモデルに描かれています。

勝てないチームを応援するサポーターの悔しさや葛藤などが鮮明に描かれており、ブラザーフットはアオアシよりも小林有吾の伝えたいことが詰まっている作品なのです。

 

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【アオアシ】作者「小林有吾」の今後の作品予定は?

小林有吾の今後の作品予定は、今のところ発表されていません

アオアシが連載中のため、普通はなかなかその他作品が描かれることは考えにくいですが、小林有吾は過去にアオアシ連載中にショート・ピースやフェルマーの料理を同時進行で書いた実績があるので、アオアシ完結前に別作品も描く可能性はあるでしょう。

 

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まとめ

ここまで現在連載中のアオアシの作者である小林有吾を紹介しました。

小林有吾はストーリー性の高い漫画を描くのが非常に上手く、アオアシでもサッカー漫画ながら多くの心理描写などが描かれるので、サッカーに詳しくなくても楽しめる作品です。

アオアシを読んでいる人は小林有吾の他の作品を、アオアシを読んでいない人は是非アオアシを読んでみてください。

 

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