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【キングダム】ブネンは強い?ブネンがいる犬戎族とはどんな一族!?

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橑陽の戦いで楊端和&壁合同秦軍を苦しめた犬戎族。

荒々しく獰猛な戦い方をする彼らの中でも、秦軍や読者を最も戦慄させたのがブネンです。

ブネンは秦軍が討つべき敵将三兄弟の中でも、彼ら一族の恐ろしい部分が凝縮されたような際立ったキャラクターでした。

それではブネンがどんな人物だったのか、その人柄や橑陽での活躍まで詳しくご紹介していきます!

 

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【キングダム】ブネンのプロフィール

ブネンは犬戎族のひとり。

犬戎王ロゾの血族で、犬戎族を率いるゴバ・トアクとの三兄弟のうちの次兄です。

初登場は第535話

橑陽の戦いにて趙軍として楊端和&壁合同軍と交戦。

決戦となった9日目に壁率いる秦軍&メラ族らを迎えうちました。

 

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【キングダム】ブネンの特徴とは?

ブネンら三兄弟は皆おでこに尖った楕円の刺青をしており、顔面に装飾品を付けています。

その中でもブネンは、可愛いと言えなくもない触角のようなツインテールと、涙のように目元に付けた装飾が特徴です。

 

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【キングダム】ブネンの性格とは?

ブネンの性格は残忍

未だに恐怖支配が続いているとされている犬戎族の中でもブネンは最もその性質が顕著であり、他の誰よりも下の者に容赦がないため「犬戎一の恐将」として畏怖されています。

ブネンは部下の命を何とも思わず、部下が失敗すれば即斬首

敵の殲滅に味方を巻き込むことも厭いません。

もちろん誰が亡くなっても表情を変えません。

それらはたとえ腹心であってもです。

基本的には自ら戦場に入っていくタイプではなく、本陣に近づいてきた疲弊しきった敵兵が自軍の精鋭部隊によって一方的に処刑されていく様を眺めることを好みます。

ただし王ロゾを差し置いて「俺が楊端和をやる」と自ら討つ気を見せてもいるので、自分の興味のある対象であれば自ら手を下したいという気持ちを持っているようです。

ブネンはおそろしく自己中心的というか、他者に対する感情が一切欠けている感じがします

 

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【キングダム】ブネンの強さとは?

ブネンの得物は刃が湾曲した矛。

キタリとの対戦では素早い矛捌きを見せました。

ただブネンの強さは矛捌きより、上述の性格そのものだと言えます

残忍でとにかく容赦がないこと。

一番の強みは、恐怖による絶対服従の軍です。

逆らえば即死が与えられるという恐怖支配の下、兵たちは味方からの矢が降ろうが戦わなければならず、指示があれば自らの命を犠牲にして敵の動きを封じなければなりません。

その捨て身の攻撃が敵にとって脅威となります。

自軍の兵を捨て石にして敵を滅するという凄惨な戦いぶりがブネンの強さなのです。

そして戦力の分析を的確に行っていますし、カタリが「ブネンはそう単純な男ではない」とも言っているので、ただ残忍なだけでなく、その凄惨な戦いを行うための戦略知識はちゃんと持っていると考えられます。

 

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【キングダム】犬戎族とは?

犬戎族は趙の橑陽に住み着いている、ロゾを王とする異民族

一族内では恐怖支配が行われ、無断で縄張りに入ってきた者には容赦しないなど獰猛な性質を持ちます

そのため秦軍が侵攻してきた際には即座に交戦し、戦に巻き込んだ趙の舜水樹に対しても即座に首を刎ねようとしました。

また犬戎族は騎馬民族であるため、作中では楊端和ら「山の民」を凌駕する騎馬技術を発揮しています

彼らのルーツは約500年前に時の周王朝を滅ぼした犬戎族。

犬戎族は周を滅ぼすも中華への定住に失敗し、殆どは北の大地に流れた異民族です。(舜水樹曰くそれが匈奴に変貌したとも言われているそう)

その一部が太行山脈を縄張りとして中華に残り、それがロゾら橑陽の犬戎族となりました。

つまりロゾらは犬戎族の中でも少数派の末裔ということですね。

橑陽は犬戎族との争いを避けた趙国によって与えられたという経緯があり、現在でも橑陽は犬戎族に自治権が与えられています。

趙国にあって趙国ではない、そんな気質を持つのがロゾら犬戎族なのです。

ちなみに『キングダム』ではこれより以前の第252話に、燕の劇辛の主力「毒犬」として犬戎族が登場しています。

恐らくこちらは北に流れた方の犬戎族の末裔なのでしょうね。

 

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【キングダム】犬戎族は実在した?

史実を元に描かれている『キングダム』ですが、犬戎族という存在も史実に登場します

犬戎族は「西戎(せいじゅう)」「戎(じゅう)」とも呼ばれた遊牧民族。

東夷、北狄、南蛮と並ぶ四夷(中華の四方に居住していた異民族の蔑称)のひとつで、西戎は中国西部に住んでいた者たちのことを指します。

作中の楊端和ら「山の民」も西戎ということですね。

犬戎は殷の時代から勢力をふるい、中華と激しい争いを続けていました。

そして紀元前770年、周の十二代王・幽王に恨みを持っていた諸侯と手を組み、周の首都を陥落させ周王朝を終わらせます。

しかし犬戎はその後、周の後に封ぜられた秦に圧迫され衰えていき、最終的には秦に吸収され、一部は匈奴に吸収されていきました。

周を終わらせ中華を春秋戦後時代に突入させたという時代変遷の一助を為した犬戎族でしたが、その時代の中で姿を消してしまったわけですね。

そして史実には“一部が太行山脈に残った”という記録はないようです。

つまりロゾたちのような橑陽の地に住み着いたという犬戎族は『キングダム』オリジナル設定と考えられます。

とはいえここで山の民の相手として犬戎族が出てきたのは面白い展開でしたよね。

 

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【キングダム】橑陽での戦い

橑陽の戦いでブネンは9日目に壁率いる秦軍&メラ族らと交戦します。

壁本隊の勢いが凄まじく、ゴバ・トアクと比べて最も早く本陣近くまで攻め込まれてしまいましたが、実はそれもブネンの手の内。

ブネンは精鋭部隊を本陣近くに置き待ち構えていました

必死にここまで突破してきて疲れ切った敵を、精鋭部隊が圧倒的な力の差で殲滅する…そういった処刑とも言える一方的な虐殺を見るのが好きだからです。

しかしそこでメラ族が駆けつけてきました

犬戎族とメラ族の力はほぼ互角でしたが、メラ族長カタリと妹キタリの直下兵団によってブネン軍は押されていきます。

そこでブネンが取った行動は、戦場に矢の雨を降らせること

なんと自軍の精鋭部隊が乱戦しているにも関わらずです。

それでもブネン軍は恐怖で支配されているため逃げることはなく、矢を受けながら壁軍&メラ族の逃げ場を無くし追い詰めていったのでした。

 

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【キングダム】ブネンVSカタリ

ブネンの恐ろしい策により、キタリとそれを助けに来た壁がピンチを迎えます

しかしその隙にメラ族長カタリがブネンの元に迫っていました。

ブネンの腹心ジリや他の部下たちがそれを迎え撃つも、即瞬殺されてしまいます。

するとジリたちは最期の力でカタリにしがみついてきました。

そしてブネンはなんと、身動きの取れなくなったカタリを部下ごと突き刺してしまったのでした。

そのままカタリにとどめを刺したブネン。

族長カタリを討ち、メラ族の戦意を失わせ撤退させたのでした。

 

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【キングダム】ブネンVSキタリ

壁&メラ族を退けたブネン軍は、その夜ロゾ・ゴバ・趙軍によって孤立させられた楊端和の追撃に加わります。

自ら楊端和を討とうと戦場に突っ込んでいきますが、そこにカタリの復讐に燃えるキタリとメラ族がやってきました

ブネンは再び部下を犠牲にした拘束作戦に出ようとしますが、しかしメラ族に「同じ手で族長を2人も失うわけにはいかない」とガードされてしまいます。

キタリに「クソはやっぱり最後までクソなんだな」と言われてしまうブネン。

その言葉にブネンは腹を立て、自ら矛を振り上げたのでした。

 

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【キングダム】ブネンは死亡した?

キタリと一騎打ちになったブネン。

激しく刃をぶつけ合いますが、しかしカタリの復讐を糧にするキタリのスピードに追い付くことが出来ず、右手の指を斬られ、左腕を斬られ、武器を持つことすら出来なくなってしまいます

ブネンは急いで逃走を開始。

しかしその後ろ姿を、文字通り斬り刻まれてしまったのでした。

 

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まとめ

ブネンは犬戎族のひとりで、橑陽の戦いにて楊端和&壁軍と交戦しました。

味方の命を考慮しない衝撃の手段で秦軍を追い詰め、メラ族長カタリを討ったブネン。

その戦いぶりは思慮深そうな兄・ゴバ、弟・トアクに比べとても残虐で、『キングダム』の中でも非常に特殊でした

最期はカタリの復讐に燃えるキタリにギッタギタに斬り刻まれてしまったところもまた印象深いところです。

犬戎族といえばと言えるほどインパクトの強いキャラクターでしたので、是非橑陽の戦いを読む際にはブネンに注目してみてください!

 

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