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【キングダム】史実とは違うキングダムの役職!出世の流れは?役職の違いと役割とは?

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今回は「キングダム」を楽しむ中で知識として知っていた方がわかりやすい「役職」の解説と史実と違う部分について話をしていきたいと思います。

 

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【キングダム】伍長から大将軍までの長い道のり

初めに「秦」と言う国の歴史を軽く説明しておきます。

秦と言う国は、中国の王朝の一つです。

周代、春秋戦国時代、戦国時代にわたって存在した国になります。

紀元前221年に中国の歴史上初めて中国全土を統一しました。

しかし紀元前206年に滅亡しました。

統一から滅亡までの期間を「秦朝・秦代」と呼んでいます

そして秦における史実での兵の役職名は少しキングダム本編とは違うようです。

国の最高司令官の官職のことは「国尉」と呼んでいました。

国王は君主の扱いで、相国は総理大臣の扱い、その下に右丞相・左丞相が置かれていました。

また「武官」は軍事関係のことをする官職で、「文官」は内政関係の官職のことを指します。

要するに「武官」でない官職はすべて「文官」と言うことになります。

続いて「武官」の中の階級についてまとめておきます。

以下に示すように武官の最高位が「大将軍」になります。

「大将軍」とは数万から数十万の兵を束ねる役職を指します。

「将軍・尉裨将」とは数万の兵を束ねる役職を指します。

「部」とは一万の兵を率いて「校尉」が指揮します。

「曲」とは数千の兵をひきいて「軍侯」が指揮します。

「二五百主」とは千人の兵を率いる役職です。

「五百主」とは五百人の兵を率いる役職です。

「百将」とは百人の兵を率いる役職です。

「屯長」とは五十人の兵を率いる役職です。

「伍長」とは五人の兵を率いる役職です。

「史記」の記述によると戦国時代までは最上級の武官は「上将軍」という称号で、それには秦の「白起」が該当していたようです。

「キングダム」においては伍長から什長になり、その後は百人将、三百人将、と「○○人将」と言う呼び方で統一していますね。

また「曲」や「部」と言った呼び名は無く、「万」の人数を率いるようになる時に「将軍」と言う役職についています

一兵卒から始まり、徐々に沢山の兵を率いて役職が上がっていくわけですが、その道のりは長く、また実績を積み武功を上げていかなくてはなりませんでした。

「将軍」や「大将軍」として名を天下に響かせるには並大抵のことではなかったのではないかと推察されます。

 

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【キングダム】戦場の最小単位 伍長

戦場で歩兵の最小の単位である五人を束ねるのが「伍長」になります。

信が初陣を飾った蛇甘平原の戦いの時の伍長が今も飛信隊にいる澤圭さんです。

「最弱の伍」と周りからは呼ばれますが、澤圭は伍としての戦い方を熟知しているため、彼の伍では誰も亡くなったことが無いのでした。

信や尾平・尾到はこの澤圭から「伍」で一緒に力を合わせて戦うことを学びました。

 

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【キングダム】束ねる責任増加 百人将

「百人将」とは、文字の通り「百人の兵を束ねる長」のことを言います

信は初陣の活躍を評価されてすぐに百人将となりました。

百人に人数が増える分、「百人将」本人が戦で先陣をきることはもちろんですが、「伍」のまとまりでできている「伍長」に指示をだし、戦で勝つという目的に向かって百人を動かしていく力が必要になります。

 

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【キングダム】騎兵が追加 千人将

一般庶民や農民が集められて戦場に参加する場合、その兵たちはほぼ歩兵だけの構成になります。

しかし、戦場では甲冑を身につけ、馬に騎乗して戦う騎兵の集団が威力を持ちます。

信が壁と戦場で再会した時壁は千人将で、四連戦車に乗って信たち歩兵の前に現れました。

その壁の周りを取り囲んでいるのが騎兵になります。

信はカクビ千人将が輪虎に討たれた後、蒙驁将軍の指名により三百将から千人将に格上げされることになりました。

その時に、元々の飛信隊三百人に士族を中心に構成されていたカクビ隊の騎兵歩兵合わせて七百人が加わり、飛信隊は千人隊になりました

将軍になるには千人将から二千人将、三千人将、五千人将と順番に上がっていくことになります

「キングダム」では、王賁を三千人将から飛び級をして将軍にすると言う意見が出たこともありましたが、軍総司令の昌平君と騰に言わせると「五千人将にしか見えない景色がある」とのことで、五千人将を飛ばすことはできないとい言うエピソードがありました。

千人将から「将軍」へと至る道のりはまだまだ長いと言えますね。

 

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【キングダム】各戦場の責任者 将軍

将軍とは、比較的大きな軍隊の指揮官に与えられる官職および称号の一つとされています。

「キングダム」では蒙驁将軍の副将を務めていた王翦や、桓騎が将軍の位にいました

王騎将軍から引き継いだ騰軍で言うと、録鳴未や隆国や干央も将軍の位にいます。

「将軍」は戦の総大将を自ら務めることもあれば、総大将を務める別の将軍の意思や戦略を受けて臨機応変に対応できる能力を備えている者と言えそうです。

もちろん「武」としての才能が秀でていることは言うまでもありません。

 

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【キングダム】国を代表する武人 大将軍

大将軍とは古代中国における各将軍の最上位者を意味する官職であり、古くは上将軍と呼ばれていました

「キングダム」において「大将軍」はご存じのとおり、信が漂とともに子供の時から目指していたものでしたね。

王騎が「天下の大将軍ですよ」と言っていた言葉はとても印象に残っているのではないでしょうか。

王騎はまさに戦場に存在するだけで戦局を動かすことのできる強者でした。

そして軍の先頭を駆ける時、王騎軍は鬼神と化すと言われていました。

それほどの影響力のある存在が「大将軍」なのです。

王騎や蒙驁、麃公が亡くなっていったことで、現在の秦国において大将軍となっているのは、蒙武と騰、そして山界の死王である楊端和の三人になります。

嬴政は今の時代に新たな「秦の六大将軍」を復活させようとしているので、残る三枠に誰が入ってくるのか、と言う点がとても気になりますね。

 

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【キングダム】副長の役割は?

隊長や軍師の指令のもとに歩兵や騎兵を率い、それらに直接の指示を出し、また隊の中で危ないところを助けに行く機会が多いのが、その隊の副長の役目と言えます。

飛信隊で言うと、副長を務めているのは飛信隊結成時からの淵さん、そして羌瘣、後に加わった楚水になります。

玉鳳隊では老将である番陽が務めています。

また楽華隊では陸仙が副長を務め、胡漸副官(じい)がお目付け役を務めていましたね。

胡漸副官は龐煖に突然襲われ亡くなってしまいましたので、新たに蒙武軍から愛閃が楽華隊に副長として加入しました。

今は大将軍になった騰も元は王騎将軍の副官として王騎将軍を支え、とともに戦場を駆け巡っていましたね。

個人的には「副長」と「副官」はどう違うのか?と気になるところではあります。

隊が大きくなればなるほど、その隊における副長の役割が大きくなると言えそうです。

 

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【キングダム】軍師の役目とは?

「軍師」は軍中において、軍を指揮する君主や将軍の戦略や指揮を助ける職務を務める者のことです。

中国における軍師は軍司令官的な存在とも対等、ないしやや上位の関係にあり、賓客や顧問的な立場でもあったようです。

また時として君主の師匠扱いもされ、君主より上位の存在の場合すらもあったとみられています。

「キングダム」において、軍師の重要な役割と言えば、一番に挙げられるのが献策です。

勝利するための具体的な策を練り(軍略を練る)、指示を出し勝利を導く者になります。

知略を活かして作戦を練ることのできる人物がいると、その軍の質は格段に上がるのです。

この軍師の策が悪い場合や、敵軍の動きへの対応が遅れると隊員を沢山死なせることにもなってしまいます。

軍師となるには、軍略を練ることだけではなく、「軍師としての適性があるか?」と言うことが求められます

机上の策士の枠を出て、想像の上をゆく実戦の恐怖に呑まれ何もできずに潰れる軍師がいることもあります。

軍師は隊員たちに信用されることはもちろんですが、沢山の仲間が死んでいくことにも耐えて、その戦に勝つために厳しい判断を迫られることになります。

その実戦を乗り越えていけるかが、軍師としての適性と言われるものになります。

軍師の力量の差によって、戦に勝つことも負けることもあるので、とても重要な役目を持っていると言えます。

秦国の最強の軍師は総司令である昌平君です。

軍師を養成する学校を自費で運営するという一面も持ち、秦軍の人材育成に力を注いでいます。

昌平君に仕え軍略のプロである恢億や、蒙武の息子であり蒙恬の弟で蒙武のことを軍略的にサポートしようと勉強している蒙毅、そして飛信隊では昌平君の軍師学校で学んできた河了貂が軍師として登場しています。

河了貂は初め、自分が女であることを隠して暮らしており、信や嬴政、羌瘣との出会いを経て自ら軍師学校に入学し、その後飛信隊に女軍師として合流することになりました。

初めは飛信隊の内部からも反感も買いましたが、その軍才により認められ飛信隊の躍進に必要不可欠な軍師となっていきます。

また、なかなか正体のつかめない「勝つ戦しかしない」と言う王翦将軍も軍略を練る才能に長けていることが分かってきており、白起を思い起させる恐るべき軍才を持っているようです。

本編を読まれている方はご存じのことと思いますが、鄴攻略において王翦将軍の軍略は際立っていましたね。

敵国では、超の(元)宰相・三大天の一人、李牧が軍略を練る軍師も担っており、魏国の大将軍である呉鳳明も軍略を練って戦に挑むタイプの大将軍として描かれています。

 

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【キングダム】偵察部隊や弓部隊も役職がある?

戦の中で、敵軍の罠にはまらないために必要となってくるのが、偵察部隊です。

飛信隊結成時には青石族の族長である石が偵察的な行動を任されていました。

途中、桓騎軍から飛信隊に移籍してきた那貴一家が「逃げ」が得意と言う特性を活かし、騎馬での偵察の役割を担うことが多くなっていきました。

信が李信将軍となった時に飛信隊の隊編成がはっきり描かれており、そこには改めて偵察部隊として「石」の名前が記されています

しばらく「石」を戦場で見かけることはなかったのですが、初期のころのような偵察専門部隊として飛信隊に所属することになったようです。

一方、弓部隊は飛信隊が川を渡る策を遂行する場面で、敵の弓部隊に攻められたことを受けて、信が隊の中に欲しいと言い出していました。

そして飛信隊に新しい隊員を迎える試験の時、体力がなくて最初は落ちてしまったけれど、とんでもない弓の腕で飛信隊への加入を許されたのが、仁と淡の弓矢兄弟でした。

仁と淡の父である蒼源は麃公将軍の元で「蒼弓隊(そうきゅうたい)」と言う特殊弓騎兵団を作り、中華十弓に秦国で唯一名を連ねた人物でした。

麃公軍にいた我呂も名前は知っており、岳雷はその弓の力に救われた経験を持っていました。

仁と淡の弓矢兄妹は町に下りて行くと「飛信隊とその隊長様は飛矢のように真っすぐだ」との噂に聞いており、そのため飛信隊に入りたいと思ったのでした。

李信将軍の元では新たに弓矢部隊が作られ、仁と淡を含め八百人がその部隊に所属しています。

先ほど書いた「中華十弓」についてですが、各国に弓で有名な人物がいます。

新たに台頭してきた者の名を上げれば、楚国の千人将・白麗が最年少中華十弓の一人で、弓の名手として知られているようです。

廉頗四天王の一人、羌燕も中華十弓に数えられる魏の将軍でしたね。

新たに増員された、偵察部隊と弓部隊の今後の働きに注目したいところです。

 

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【キングダム】軍総司令や宰相は文官になる?

秦国においては軍総司令も務める右丞相・昌平君や左丞相・昌文君は「文官」です。

後に戦場に出て分かる事ですが、昌平君は恢億に言わせれば「頭脳は李牧級、武は蒙武級」とのことですので、軍司令や宰相につくため「文官」になっているとはいえ、武人の才にも優れている者がいるようです。

もしかしたら昌平君も蒙武と共に戦場に出ていればその時代に名を遺すほどの「武官」である将軍になっていたかもしれませんね。

左丞相の昌文君は嬴政の教育係であり、第一の側近ですが、かつては王騎や摎とともに武官として戦場を駆け巡っていた人物でした。

しかし若王である嬴政を支えるために文官に転向し、嬴政の陣営の筆頭を務めていました。

そして呂氏陣営と戦うために肆氏や成蟜一派の協力を得られるようになり、ついには左丞相と言う文官の最高位に就任し、大きな役割を担うようになりました。

他の国の例を上げると、趙の李牧は「宰相」と呼ばれる役職についています。

また楚国では、春申君が宰相であり、軍総司令であり、戦国四君の最後の一人でした。

しかし、国内の内乱(考烈王の死後、王位継承について春申君と李園が対立したこと)により、春申君が暗殺されたのちは、李園と共に「文・武」の両方に長けている大将軍・媧燐が宰相の役職につきました。

媧燐は現時点で唯一「文官」・「武官」の両方を兼ねている特殊な人物と言えそうです。

 

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まとめ

「キングダム」の中に登場する役職名については、少し実際の史実とは異なる名称があることが分かりました。

本編を読むうえで、細かすぎては分かりづらかったり、覚えにくかったりするので、数を少なくして統一感を出しているのかもしれません。

また、副長や、軍師など将軍が率いている隊の中で重要な任務を追っている人物たちの働きが戦の勝敗を決めかねないことも知っていただけたかと思います。

今後、キングダムでは秦国による中華統一への大きな戦いが続いていくことになります。

その中で、秦の新たな六大将軍の復活も嬴政の頭の中には描かれています。

主人公である信は経験を経て、李と言う姓を賜り、ついに李信将軍となりました。

今後、万の軍勢を率いることになる飛信隊には軍師・河了貂の力や、副長である渕さんや羌瘣・楚水の力がより一層必要になるでしょう。

また飛信隊は偵察部隊や弓部隊も持つ新たな隊編成となり、巨大な一軍となりました。

その構成を見るだけでも、ある意味武官の役職がよく分かるようになっていると言えます。

今後、誰がどのような働きをして役職を駆けのぼるのか、いかにその役職を担う者が重要であるのか、そう言った点にも注目して今後の展開を楽しんでいただけたらと思います。

 

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