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最新ネタバレ『キングダム』593-594話!考察!趙峩龍本陣に辿り着いた飛信隊

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趙峩龍の鉄壁の守りを突破できた飛信隊。

前回は、新人達を助けるべく駆け付けた松左が刺され、倒れたところで終わりました。

さて、攻めに集中することで、敵の本陣へ近づく事ができた飛信隊。

その代わり、多くの仲間が犠牲になってしまいました。

それでも勝利を信じて突き進む信たち。

ついに、趙峩龍を倒す事ができるのか!?

今回は、趙峩龍の作戦の全貌と、信の活躍を中心にお届けしていきます。

 

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『キングダム』593話!のネタバレ

それでは『キングダム』593話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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新人達の涙

朱海平原、14日目。

戦場には無数の屍が広がっていました。

そんな中を、飛信隊の新人達は泣きながら歩いています。

なぜなら、自分達を助けに来たばっかりに松左が倒れてしまったからでした。

 

両肩を新人が支え、引きずられるように運ばれる松左。

新人達の想いは1つでした。

「死なないでください

 松左さん」

泣きながら必死に名前を呼び掛けますが、松左に反応はありません。

 

左肩を支えていた干斗が言いました。

「松左さん

 前に崇原歩兵長の兵団が戦ってますよ

 こんなに前まで進んでたんだ」

右肩を支えていたもう一人も、涙を流しながら松左に伝えました。

「隊長は今日必ず・・・

 必ず趙峩龍を・・・」

松左が助けてくれなかったら、見る事ができなかった景色です。

新人らは必死に、飛信隊の活躍を松左に報告していました。

 

そんな中、松左が何かボソボソと言っている事に干斗が気付きます。

「何スか?

 何か言いましたか!?」

慌てて耳を傾けると、松左は意識を失いながらも信を応援していたのです。

「頑張れ、信、頑張れ・・・」

その言葉に、思わず涙を流す干斗。

松左は目を開ける事なく、つぶやくように信を応援し続けました。

 

この松左の様子を見ていると心が痛みます。

自分がもう死ぬかもしれないという状況でも、信の事を考えていたわけです。

新人の中で干斗だけは涙を流していませんでしたが、さすがに松左の言葉にはグッと来たのでしょうね。

大粒の涙を流していました。

 

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防陣を突破した飛信隊

激闘の最前線では、信を先頭に防陣を突破した飛信隊の姿がありました。

さすがの敵も動揺が隠せません。

「何だ、この敵は!?

 我らの防陣を力技でこじ開けるぞ」

「ここを抜かれては

 もう後ろは趙峩龍本陣ぞ!!」

 

ついに第三防陣を突破し、あとは本陣を狙うのみとなった飛信隊。

部下は慌てていますが、趙峩龍はなぜか余裕そうでした。

それどころか、信の活躍に感心して言ったのです。

「王騎のようだな」

王騎も、ここぞという場面では先頭に立って矛を奮っていました。

〝その場王騎兵鬼神の如し″と有名で、信の姿はまさに〝王騎の矛″そのものだったのです。

 

その強さに気付いていたのか、尭雲も「六将の気配を感じる」と言っていました。

尭雲の見立ては間違っていなかったのです。

趙峩龍は立ち上がり、部下に指示を出しました。

「ならばやはり

この趙峩龍も全力で応えようではないか

徐肖・徐林に伝令を送れ

飛信隊 信の首を取るぞ!」

部下を引き連れ、趙峩龍は馬を走らせたのです。

 

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趙峩龍の作戦

ついに、趙峩龍の防陣を抜けた飛信隊。

あとは本陣を狙うのみです。

ところが、趙峩龍たちは本陣を捨てて左側へ走り出していました。

「逃がすかァ!」

ここまで来て趙峩龍に逃げられては意味がありません。

飛信隊は、慌てて趙峩龍を追って走り出しました。

その勢いは凄まじく、趙峩龍らに追いつきそうな勢いです。

慌てる部下。

しかし、それでも趙峩龍は余裕でした。

部下をなだめるように、立ち止まって言ったのです。

「振り切らずともよい」

 

趙峩龍は今まで王騎、摎、王齕らなど、将自ら先陣を行く烈将達と嫌と言うほど戦ってきました。

だからこそ、弱点を知っていたからです。

趙峩龍は後ろを振り返り、ニヤリと笑って言いました。

「特にお前達は

 横撃急襲に弱い!」

作戦通り、飛信隊が走る横から趙峩龍軍がいきなり攻めてきたのです!

思わぬ方向から攻撃され、慌てて向きを変える飛信隊。

敵の槍が次々と仲間を刺していきます。

楚水は叫びました。

「向きを左に変えろ

 皆、やられるぞ」

 

しかし、敵の攻撃も格段に強く、思うように対応できません。

信が「ジャマだァ」と力強く攻撃しても、もの凄い勢いで跳ね返してくる者がいました。

慌てて防御する信。

顔をあげると、そこには趙峩龍軍の土雀左隊長の徐林、同じく土雀右隊長の徐肖の姿があったのです。

 

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VS最強の徐兵団

本陣を捨て、逃げようとしていたのかと思われた趙峩龍。

実は、全て作戦通りでした。

 

趙峩龍の戦い方は一見、単純そうに見えます。

しかし、中身は攻守が混在しており複雑になっていました。

防陣を抜かれてしまったのは想定外でしたが、趙峩龍は念のため〝最強の徐兵団″を側に置いておいたのです。

そのため、趙峩龍しか見ていなかった飛信隊は、まんまと徐兵団の狩り場に足を踏み込んでしまいました。

もちろん、別動隊は手薄になっている飛信隊の本陣も狙っています。

趙峩龍は不敵な笑みを浮かべて言いました。

「嫌な相手で悪かったな、飛信隊

 俺は尭雲とは違い

 相手の刃が体に触れることなく

 常に勝つ」

趙峩龍の作戦通り、徐兵団に囲まれてしまった飛信隊。

信は1人で、徐林と徐肖2人の隊長を相手に戦っていました。

周囲にいる仲間も、信を助けたくても敵の攻撃が強すぎて近づく事すらできません。

楚水は、この状況に危機感を持っていました。

「ここまで来て趙峩龍に届かぬのか・・・

 いや、届かぬどころか

 このままでは我らがここで討たれるっ・・・」

 

遠くで見ていた飛信隊の新人達も、騎馬隊の危機に気付いていました。

そんな状況でも、松左は信への応援を止めません。

か細い声で言い続けました。

「頑張れ、信」

 

松左の声が届いたのか、力強く徐肖に向かって槍を振り上げる信。

「刺すなら刺しやがれ!」

その勢いに、徐肖は思わず腕を持っていかれます。

しかし、その隙を狙って、隣にいた徐林が信へ槍を向けました。

「愚か、無防備也」

徐林の槍は、見事に信の脇あたりを突き刺します。

ところが!

 

信の攻撃はそれだけではありませんでした。

「てめェだ、バカ」

そう信が叫ぶと、徐肖に対して振り上げた槍を、そのまま徐林めがけて振り下ろしてきたのです!

信の攻撃によって、頭が切り落とされてしまった徐林。

信はなんと、徐林を一振りで倒してしまいました。

 

初登場にして、すぐに倒されてしまった徐林。

最強の徐兵団と言われている隊長クラスの兵士でも、信には敵わなかったみたいですね。

槍は信を刺して動かせないため、防御できない隙を利用されて、頭を輪切りにされちゃいました。

恐るべき信の覚悟です。

大将にここまでされたら、仲間も再び奮い立つのではないでしょうか。

 

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『キングダム』ネタバレ593-594話のまとめ

今回は、意識がなくても信を応援する松左の強い想い、そして、追い込まれても余裕でいた趙峩龍が印象的な回でした。

趙峩龍は尭雲とは違って、あまり先頭に立って戦うタイプではないみたいですね。

それに比べて、信が自ら先頭に立って戦う飛信隊は対照的だなと感じました。

なにより、覚悟が違いますよね。

信は何が何でも勝つという気持ちが伝わってきますが、趙峩龍はいかなる時も常に余裕そうです。

ただ、もうそろそろ、余裕ではいられなくなるはずですよ!

今度こそ、趙峩龍との直接対決となるのか!?

次回が楽しみです!

 

この記事の関連記事はこちらからです⇩

⇒『キングダム』595!松左との最後の別れ・・

⇒『キングダム』594話!深手を負った信・・

⇒『キングダム』592話!松左の最後の願い・・

⇒『キングダム』591話!鉄壁の守りを突破した飛信隊・・

 

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