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最新ネタバレ『キングダム』668-669話!考察!識の死因は優しさだった!?明らかになる礼の闇!

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身内として羌礼を救うため、一騎討ちに応じた羌瘣

早くも約束の3日後がやって来ました。

闇の淵に追い詰められているだろう彼女を救うべく、羌瘣が選んだのが“巫舞”での勝負

一体“巫舞”を通して何が語られようとしているのでしょうか。

第668話は『裏切り』ということで、羌礼を覆う闇の内容が明らかに!

あまり良い予感がしないタイトルですが、果たして誰の誰に対する裏切りが描かれるのか、注目です!

 

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『キングダム』668話!のネタバレ

それでは『キングダム』668話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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一騎討ちが始まる

「トーンタンタン」「トーンタンタン」

それぞれ意識を落としていく羌瘣と羌礼

“巫舞”での決戦、2人は深い深い意識の底にて剣で語り合おうとしています。

羌族同士の一騎討ちを信と貂は見守るしかありません。

そして羌瘣と羌礼が目を開くと、その瞬間から凄まじい攻防が繰り広げられます

きっと時間にしたら僅かなのでしょうが、この一瞬に数えきれないほどの剣が打ち合われました。

押し切ったのは羌礼。

羌瘣は地面に叩きつけられ、さらに間髪入れず羌礼の剣が目の前に迫ります。

間一髪避けた羌瘣

そのまま今度は羌瘣が優勢となり、地面に伏した羌礼に向かって剣を振り上げました。

 

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目を血走らせる羌礼

しかし地面にいたはずの羌礼が何故か羌瘣の後方に現れ攻撃を仕掛けてきました。

これは“霞の術”

確か昔、上手くできないという礼のために識が羌瘣にコツを聞きに来た技ですね。

羌瘣を出し抜いた礼の熟練度に、互いに成長してきた識との絆を感じてしまいます…。

しかし「だが識はもっと上手かった」と羌礼

つまりもし相手が識だったら今ので死んでいるのだと羌礼は言います。

「なのに識が死んでなぜお前が外で息をしている…」

羌礼はその目に羌瘣に対する激しい憎しみを浮かべました

対する羌瘣は呼吸を整えながら識の才能に対して同意しつつ、自分の力もこんなものじゃないと告げます。

「本気で私を倒したいならもっと深いところまで来い、礼」

その言葉に羌礼の怒りが加速。

「祭をくぐってない女がァ!!」

と羌瘣に突っ込んでいきました

やはり羌礼の羌瘣に対する感情はそこにあるようですね。

 

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識の死因は識の裏切り?

祭で礼が識を殺めたかもしれないと推測していた羌瘣は、自分が羌礼を救えるかは分からないが、礼を救える鍵はやはり識が持っているだろうと考えていました。

だからこそ“巫舞”での勝負を提案したのでしょう。

再び激しく打ち合いながら、羌礼は「もっと深いところへ行くぞ」と白鳳に語りかけます

羌礼が以前その“もっと深いところ”へ行ったのが、まさに祭の日でした。

そしてその日を振り返るように羌礼の動きがさらに洗練されていきます。

羌瘣を追い詰めながら「凄まじい混沌だった」と祭について語る羌礼

「あれは正に狂宴だった」

その中で羌礼の“巫舞”は今までにない深さに達していたと言いますが、それでも羌礼は識の方が上だと感じていたようです。

「自分より強くてかしこくて優しくて…祭を勝ち残るのに相応しいやつだった!!」

では何故その識が死んでしまったのか。

羌瘣の問いに羌礼はこう呟きました。

「識が裏切ったからだ」

 

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死ぬ気で戦い抜いた羌礼

「識が裏切った」という理由について。

まず識は祭が行われると聞いてから、礼と仲良くするのを止めました。

そして祭では躊躇なく首を飛ばすからそのつもりでいろと宣戦布告

「生き残るのは私だ」

かつて見たことないような識の冷たい眼差しに、礼は「いよいよ祭が始まるんだ」と思ったのでした。

そして祭当日。

祭は“同族であっても手を組むことは許されない”ということで、識と礼は互いにできるだけ離れて祭を迎えます。

この時の祭の代表者たちは力量が拮抗していましたが、その中で識だけが頭一つ抜き出ていると礼は感じます

だからこそ礼は必死に戦いました。

何度も呼吸が尽きて…それでも巫舞をやって…肺が裂けて血を吹いて…骨が砕けて…それでもまた巫舞をやって…

ただし代表者たちに実力差がないため、皆がそうして死に物狂いで戦っていたということ。

そんな混沌の中でほぼ意識を失いながら戦い続けた礼。

気づけば周りで動いている者はいなくなっていました

「え…勝った…?」

羌礼は朦朧としながら、屍重なる血みどろの戦場に勝利を感じたのでした。

 

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優しさ見える識の裏切り

満身創痍の羌礼はすでに立っていることも出来ず後ろによろけてしまいます。

すると、背中に同じようにふらついた誰かがぶつかってきました

なんとまだ生存者がいたのです。

そして礼はすぐに背を合わせているその者が識だと感じ取りました

礼は何か言おうとしますが、識はそれを許さないように凄まじい殺気を放ってきます

それに呼応するように礼も剣を向けました。

一瞬の出来事でした。

礼の突きより一瞬早く出た識の薙が礼を襲います。

しかしその薙は礼の首元で止められ、礼の剣が識の胸を貫いてしまったのでした

 

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キングダム』ネタバレ668-669話のまとめ

羌礼の闇の出どころが分かりましたね。

やはり識を失いながら祭を生き残ったところにありました

識が敵と宣言して礼の戦意を上げたのも、祭を最後まで死ぬ物狂いで戦ったのも、すべて礼を生き残らせるためだったのでしょう。

礼は外の世界に強い興味を抱いていましたから、識はそれを叶えてあげようとしたわけです。

「強くて賢くて優しい」まさに礼の感じていた識そのままを感じるエピソードだったかと思います

識の優しさと礼の素直すぎる性格が生んだ悲劇…というかやはり祭というしきたり自体が諸悪の根源ですが。

あまりにも辛すぎる過去を背負った羌礼を羌瘣は救うことは出来るのでしょうか。

羌瘣も羌象の優しさによって生き残りましたので羌礼の苦悩を理解できる存在と言えますが、やはり礼の言う通り“祭をくぐっていない”という事実は大きいですよね。

しかも礼は自分の手で最愛の姉妹を殺めていますから、付き纏い続ける苦しみの深さを考えると羌瘣の説得も響かないのではないかと思います。

礼の羌瘣に対する怒りも分かりますもんね。

一体どうしたら彼女は救われるでしょうか…。

羌瘣が言うように識が鍵なのでしょうが、どうにか識の死、識の想いを受け止めて、外の世界を楽しんで生きていけるようになって欲しいですね。

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』670話!六大将軍復活の動き!羌瘣と信の関係も・・

⇒『キングダム』669話!羌族対決決着!礼を引き戻したのは識の・・

⇒『キングダム』667話!羌瘣vs羌礼は巫舞決戦に!・・

⇒『キングダム』666話!原因はやはり祭!羌礼と羌瘣の・・

 

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コメントはまだありません

心優しき識が死んでしまったことへの悔恨が描かれているが、名もなき同族たちの死もまた同様に悲しい。
ここは唯一、祭に裏切られた羌瘣が開始直前に乗り込んでぶち壊すべきだったと思う。
当然そのつもりでいたが、羌瘣自身も生死の狭間をさまよっていて成し得なかったというエピソードが欲しかったかも。

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