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最新ネタバレ『キングダム』733-734話!考察!桓騎過去編開始!砂鬼一家は人生を奪われた子どもたちだった!?

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奇襲を成功させ、宜安城を落とした飛信隊ら秦軍残党。

その戦いで道を切り拓いた竜川・田有・中鉄が命を落としてしまったかに見えましたが、なんと砂鬼一家が治療、つまり手術をして3人を救ったのでした。

普段“死体を弄んでいる”と罵られている砂鬼一家、しかし同時に得た知識によって人命を救ったのも事実。

砂鬼は桓騎が拷問集団に作り変えたという話でしたが、もしかして桓騎の狙いは元々そこにあったのでしょうか。

衣央は「桓騎は無意味なことはしない男だ」とだけ言いましたが、代わりに「続きは宜安の城内で」と言っていた桓騎の過去が語られ始めます。

第733話『奪われた者』は桓騎過去編開始です!

 

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『キングダム』733話!のネタバレ

それでは『キングダム』733話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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砂鬼一家の真実

山間で行き倒れていたところを砂鬼一家に助けられた桓騎。

彼らに連れられ案内された集落は、なんと子どもたちだけしかいませんでした。

しかも大きな傷痕があったり四肢のどこかしらを欠損していたり…。

何故なら偲央曰く「私たちは売られて、売られた先で傷つけられて、あげく山に捨てられたり逃げ出した者たちの集まり」なのだそう。

一応作物を育てていたりと村の体を為していますが、桓騎に与えられた部屋(穴ぐら)の前使用者が病死だったなど医療・衛生面での心もとなさも感じ、集落の苦労が窺えます。

それに集落の成り立ちゆえか男子が少ない様子。

ただ桓騎は長居するつもりはないとのことなので、やはりここで倒れていた理由や本来の目的などが気になりますね。

 

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顔を焼かれた子供

こんな痩せた土地で子どもたちだけでどうやって生活を成り立たせているのかというと、やはり盗賊行為です。

この山々は町と町を繋ぐ山道がいくつもあるため、野盗の類でひしめき合っているそう。

砂鬼一家はその端っこで細々と食いつないでいる野盗団でした。

というわけで桓騎も彼らの盗賊行為についていくことに。

仲間の1人にいつも頭巾を被っている子がいたのですが、桓騎はふと気になってその理由を聞いてみました。

頭巾というのは目出し帽のような顔全体を覆うものなので、現在の砂鬼一家の姿を彷彿とさせます。

この頭巾の子は召(しょう)と言い、親に売られてここ一帯の領主の下僕になったそう。

問題はその後で、召は領主の趣味により顔を焼かれたり皮を剥がされたりしたのだそうです。

そしてその話をした少年・竹耳(ちくじ)は「ここにいるのは皆似たような感じだ」と言いました。

 

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砂鬼一家の矜持

そんな話をしている間に山道に馬車が現れましたが、行商や旅人ではなく、兵隊たちに護衛されている人物だったのでターゲットには出来ませんでした。

しかもその人物はまさに召を“やった”領主だったため、召は過呼吸になりその場で倒れ込んでしまったのでした。

しばらくして別の馬車が現れ、砂鬼一家はそれをターゲットとします。

相手は親子連れであり、竹耳たちは金目のものを奪っただけで彼らに危害は加えませんでした。

すると「馬ももらえよ」と桓騎。

それを聞き親子は「峠を越えて病の母の元へ向かわなければならないので勘弁してほしい」と言い、代わりに妻の形見の首飾りを差し出しました。

そして偲央は「これ以上は取らない」として、馬も首飾りも取らず見逃したのでした。

桓騎は「は?」でしたが、これが偲央のやり方。

『絶対に殺しはしない』『必要以上は奪わない』

といっても皆ガリガリなので必要な分が取れているかも怪しいですが、それでも皆偲央の方針に納得し従っているのです。

何せ偲央がこの集落の創設者であり頭。

ここは偲央が「奪われた者同士で助け合う仲間になろう。そして自分より小さい子たちを守っていこう」と考えて作った希望に満ちた集落でした。

 

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集落が襲われる

そんな時、買い出しに行っていた者たちが狼甫(ろうほ)一家にやられたという話が飛び込んできました。

駆けつけると仲間は無惨に殺されており、辛うじて息のあった呂代(ろだい)が「あの親子から取ったものから換えた干し肉と穀物を全部取られた」と言いました。

どうやら狼甫一家に後を尾けられていた様子。

そこで偲央は集落が危ないと気づきます。

集落に戻るとやはり狼甫一家にめちゃくちゃにされていました。

偲央の集落は狼甫一家に上納を払っているという関係性なのですが、狼甫一家は偲央らが財を溜め込んでいるのではないかと疑い調べにやってきたのだそう。

理由は、昨日“狩り”をした親子が偲央らに襲われたと言っていたのに、偲央らが馬も首飾りも取っていなかったからです。

偲央の優しさは野盗界隈では通用せず、こんな風に解釈されてしまうということですね。

狼甫一家は集落中を荒らした上で「何も無い」と納得し、偲央たちの来シーズンに向けた種もみも含めて全てを奪っていきました。

剣を抜こうとする桓騎。

しかし偲央が、その後の集落の惨状(狼甫一家の仕返し)を理由に桓騎を止めました。

すでに殺されている仲間はいるわけですが、生き残っている仲間の方が多く、彼らを守るためにはここでの怒りは抑えなければならないのだと偲央は言います。

偲央は力のない自分たちはこうして我慢してここまで生きてきたのだと語り、涙を流しながら桓騎に「奴らに剣を向けないでくれ」と懇願しました。

 

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桓騎ブチ切れ

しかし狼甫一家はそのまま帰らず、偲央に「おしおき」をしようと戻ってきました。

これまでもこうして「おしおき」されることが度々あった様子。

偲央は当然躊躇しますが、「お前より若いガキに相手をさせる」と言われ、すべてを飲み込み狼甫一家の元へ歩き出しました。

桓騎が声を掛けても「いつも通りに少しの間我慢するだけだ」と気丈に歩いていきましたが、桓騎は偲央の手が震えているのを見逃しませんでした。

そして狼甫一家が偲央を連れ小屋に入ろうとした時、桓騎が狼甫の1人の目に小刀を突き立てたのでした!

 

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キングダム』ネタバレ733-734話のまとめ

いよいよ桓騎過去編が始まりました!

桓騎の根っこが「怒り」である以上避けられない胸くそ展開がたくさんありそうですが、今回さっそく気分が悪かったですね。

そして今回発覚したことがいくつかあります。

まず砂鬼一家が当時全員子どもの集団だったこと。

その構成員は「親に売られ変態に買われ、心身を傷つけられ、人並み以下の扱いを受けてきた者たち」であること。

そういった奪われた者同士で助け合おうと考えて偲央が作った集落であること。

狼甫一家(大人)に上納し搾取されながらも、とにかく我慢することで生き延びてきたこと。

それでも偲央の考えにより、自分たちは殺しをしない集団だったこと。

というわけで砂鬼一家が当時、強者の理不尽に我慢することでしか生き延びられない弱者でありながらも、誇りや思いやりをもって生きていたことが分かりました。

しかし今回桓騎がブチ切れたことで転機が訪れそうです。

殺しをしない集団が拷問集団に変わるということは、やはりこの後偲央の死が待ち受けていそうですね。

ともあれ桓騎が砂鬼一家を変えたのは、怒りだったり「医療」のためだったりというこれまで予想されてきたことの他に、弱者が生きていくための知恵もあるのかもしれないと今回の展開で思いました

(女子供だとバレないような姿や「ヤベー奴ら」として避けられるような行い)

むしろ狼甫一家の方が現在の桓騎兵に近いわけですが、如何にして桓騎が怒りの闇を纏って野盗集団・桓騎軍を作るに至ったのか…。

まだまだ胸くそ展開があるでしょうが、経緯が描かれていくのが楽しみですね!

それにしても桓騎はどこか品があるというか、若くても今の桓騎に通じる喋り方と佇まいでセクシーです。

そして今回桓騎が質のよさげな剣を持っていることが明らかになり、やはりどこかの王族などそれなりの身分を持っていたのではないかと思われますので、その辺も注目していましょう!

 

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