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最新ネタバレ『キングダム』741-742話!考察!李牧本陣奇襲!復活のゼノウが李牧に迫る!

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“肥下城で十万規模の一般人虐殺をするよ”という旨の戦慄メッセージを残し、宜安城から消えた桓騎率いる秦軍。

李牧ら趙軍がそれを追い急ぎ宜安から出た頃には、桓騎たちはすでに肥下手前の森林地帯を抜けた位置にいました。

しかも桓騎は「俺の言う通りにしていれば全部うまくいく」といつもと変わらぬ様子を見せていました。

その後まもなく趙軍が森林地帯にやってくると、彼らの目に肥下城の方向で火の手が上がっているという絶望の光景が!

「人質を盾にして籠城することだけが桓騎の助かる道だったはず」と李牧は不思議に思いますが、肥下大虐殺による影響を考え李牧は戦慄しました。

その影響とは、趙の最後の砦となってもらわなければならない北部の民の信頼を失ってしまうこと。

もしそうなってしまえば、桓騎を討てたとしても趙軍にとっては敗北と言えるものになってしまいます。

その「両者敗北」桓騎の最期の狙いだと李牧は考えますが、しかしここからさらに李牧の戦慄する展開が訪れそう!

第741話『最後の博打』はまさに桓騎これぞ桓騎軍といった動きに注目です!

 

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『キングダム』741話!のネタバレ

それでは『キングダム』741話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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肥下は燃えていない

肥下城を救うために各軍全力で森林地帯を抜けている趙軍。

中でも肥下に家族が疎開している宜安軍の騎馬隊が、馬が潰れることも厭わず先頭を駆けていました。

すると彼らを率いる袁環の元に斥候がやってきてこんなことを言いました。

「燃えているのは肥下城ではなく手前の森でした!」

肥下城は健在であり、攻められた様子もないとのこと。

宜安軍は誤報ではないのかと戸惑いながらも、ひとまず家族が無事そうで安心しました。

しかし袁環は焦ります。

「それでは一体桓騎軍はどこに…?」

 

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焦る李牧

肥下城健在の報は先頭の宜安軍以外にはまだ伝わっておらず、李牧も急ぎ肥下目指し森林地帯を駆けていました。

李牧は必死です。

何故ならこの肥下救援に実質的な趙の勝敗が懸かっていると考えるからです。

この秦の趙北部攻略戦は、邯鄲手前まで趙を追い詰めた秦が「邯鄲を落とされた趙は王室を北へ逃がし、そこで新たな都を築き国を存続させるだろう」という推測のもと、その筋道を先に潰しておこうと考え仕掛けた戦いでしたね。

そしてその秦の考えを李牧が完璧に読んでいたため、現在秦が敗局を迎えようとしているわけです。

しかしここで桓騎に北部の民の大虐殺を行われてしまうと、秦軍を壊滅させたとしても北部の信頼を失い、北部の協力が得られなくなるかもしれないのです。

そうなると“趙国存続の逃げ道を塞ぐ”という秦の狙いが半分達成されたようなもの。

そのため李牧はこの肥下大虐殺をいかに最小限に食い止めるかに“三年後の趙の命運”を見据えており、肥下城への進軍は必死でした。

 

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桓騎急襲!!!

ところがそんな李牧の横から、なんと秦軍が急襲!

その中央には桓騎の姿もありました。

桓騎は先述のような李牧の思考を読み切っており、そして李牧は桓騎の策略にまんまと嵌められてしまったのです。

李牧軍は右方からやってきた桓騎軍に対して李牧を守るように構えますが、なんと桓騎軍は左方や他の森からも続々と現れ、あっという間に李牧軍を包囲してしまったのでした。

 

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李牧の落ち度

その間数秒で状況整理を行った李牧は、自身の落ち度に気づいていきました。

それは宜安城が電光石火の速さで落とされたことで、肥下城も同様になると焦ってしまったこと。

冷静に考えれば、宜安攻めで疲弊している秦軍が連続で肥下城攻めするなんて困難なはずなのです。

まして民を疎開させていた肥下城は宜安城よりも守備を強固にしてあり、もし攻められても李牧軍到着まで落ちないはずでした。

そしてそもそもの落ち度が、“桓騎が生を諦め大量虐殺を起こす”という考えに取りつかれてしまったこと。

この大きな読み違いに端を発した李牧の焦りが、桓騎に見透かされたわけです。

その結果李牧は散々警戒していたにも関わらず、“本陣を薄くして奇襲をかける”という桓騎のいつもの手にまんまと引っかかってしまったのでした。

 

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博打の一手

この作戦はもちろん飛信・楽華も了承済みです。

李牧が策にかかるかは分からないものの、援軍が来ないなら籠城するよりは奇襲作戦をやるべきだと河了貂は賛同。

蒙恬も「李牧を討てれば脱出活路も見えてくるかもしれない」と賛同しました。

ただし摩論は乗り気ではありませんでした。

李牧軍が慌てて肥下へ行くことは間違いないし、森林地帯で大軍もある程度分散されるだろうと予測しつつも、「李牧を討ち取るまでいけるかは博打」だと摩論は言います。

奇襲に失敗すれば、敵軍の只中で身を晒した秦軍が脱出するのは今度こそ不可能。

もちろん李牧を討ったとしても安心できる状況ではありませんが、とにかく失敗=死であると摩論は強く主張したのでした。

 

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やはり桓騎軍の鉞はゼノウ!

もちろん李牧も秦軍の状況を理解し、周囲の部隊が駆けつけるまで戦い抜くよう護衛部隊に指示しました。

桓騎が姿を見せているため、ここを切り抜け援軍到着さえすれば趙軍の勝利で終了です。

しかし桓騎が「切り抜けられねーよ」と不敵に笑いました。

なんとゼノウの到着により趙兵が次々と吹っ飛び始めたのです!

やはり桓騎軍攻撃の要と言えばゼノウ!

桓騎軍最強の鉞が李牧の目前に迫ります!

 

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キングダム』ネタバレ741-742話のまとめ

桓騎がさすがですし、ゼノウも復活で久しぶりにワクワクする展開でしたね!

気づけば桓騎と李牧の直接対決と言う激アツ展開ですよ。

李牧は桓騎にこういうことをさせないために平野で大軍で包囲したりと色々仕組んできたのに、結局は桓騎に“いつも通り”をさせてしまったわけです。

ゼノウも迫るこの状況で李牧が助かるとすればやはり援軍でしょうから、予想以上に趙軍の集まりが早い可能性がありますね。

ハイネらも含めて李牧の周りにはこの戦いでまだ活躍していない将たちがたくさんいますし、ヘタすると満を持して司馬尚の登場という展開もありますから気は抜けません。

秦軍の方で気になるのは、今回の奇襲で描写されていない飛信・楽華の動きです。

各方向から集結してきている桓騎軍のように彼らも現れるのか、それとも周囲の趙軍を消し回っているのか、あるいは予想外の別行動を取っているのか。

奇襲をかけたとはいえ兵力的には圧倒的な差があることは変わりないので、森林地帯という地形に加え、秦軍各部隊の動きが博打に勝つ要素となるので注目です。

さらにこの展開のカギとなりそうなのが摩論です。

摩論は頭の回転が良いだけに色々察していそうで、特にここ最近はずっと微妙な表情をしているんですよね。

それが良い方向(桓騎のために命を張る?)悪い方向(桓騎を裏切る?)どちらに作用していくのかは分かりませんが。

前回桓騎が「唯一の失敗は摩論を殺しておかなかったことだ」と冗談交じりに言っていたエピソードもあわせて摩論の動きには注目していたいと思います。

さて史実にビビっていた趙北部攻略戦ですが、何だかキングダムらしい展開になり楽しくなってきました!

果たしてこのままキングダムらしく突き進んでいくのか、激闘必至の次回も楽しみにしていましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』743話!カイネが捨て身で李牧を死守!次は傅抵・・

⇒『キングダム』742話!李牧の窮地にカイネが到着!奇襲の命運・・

⇒『キングダム』740話!肥下が炎上!?桓騎の奇策に李牧が戦慄・・

⇒『キングダム』739話!桓騎は肥下へ移動か!?砂鬼特製の凄惨・・

 

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