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最新ネタバレ『キングダム』759-760話!考察!人の本質は火!信の考える善悪に注目!

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韓非子を招くための秦使節団が韓・王都「新鄭」に到着。

すると韓の面々は王安王を中心に大勢で威圧するように待ち構えており、なんと「韓非子を連れて行くなら同盟を結べ」という旨の交渉をしてきました。

しかし使者の介億は動じず、むしろ「そうして無理難題を言って追い返すのならば、韓非子を招くために礼を尽くした秦が、潰された面子を取り戻すために韓を攻めなければならなくなるよ?」という“脅し”と取れる旨の返答をしてみせたのでした。

秦の強気な態度に対し韓側は韓非子本人に意見を求めることにします。

登場した韓非子はやはり先ほど兵士の格好をして信に声をかけた人物でした。

そして韓非子は信に“クソみたいな秦の国”に自分が行くよう説得できるかと聞き、ここで改めて「人の本質は何だ」と問うたのでした。

第759話『歪な国王』はこの問答の続きが描かれていきます!

 

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『キングダム』759話!のネタバレ

それでは『キングダム』759話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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介億が待ったをかける

信に「人の本質は何だ」と改めて問いただす韓非子。

しかしその問答に介億が待ったをかけました。

理由はこの時点で問題が2つあるからです。

1つは特使である介億を無視して、将軍とはいえ護衛役の人間と交渉を進めようとしていること。

秦国を代表して話をしに来ている介億を軽んじる行為だと介億は訴えました。

そしてもう1つは秦のことを「クソのような国」と言ったこと。

秦王の代理で来ている特使・介億の前でそんなことを言ったら大問題です。

しかし韓非子は悪びれも恐れもせず肯定し、今度は「犬のクソ以下の国だ。汚物以下の国」と続けて言ってのけたのでした。

これには王安王や文官たちも冷や汗…。

この侮辱・挑発を受け介億は、王安王に「秦と本格的な戦争状態に入るということで宜しいのですな」と啖呵を切りました。

 

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秦はクソ以下なのか

すると「強国の代表が安易に脅すな」と韓非子。

交渉に来たのならば、まずはなぜクソと言われるのかを論じ合うべきだと説きます。

それを受け介億が「ならば憤怒のうちに退室・帰国する前に」と改めて尋ねると、韓非子は秦がクソだという理由を「強欲で暴力で攻め入り奪いつくす。止まることなく繰り返し殺し、奪い続ける」と答えたのでした。

しかし「秦王の欲望のままに。何の思想も無く」という言葉に信が食ってかかります。

秦王はそんな人間ではなく、国を1つにしてこの500年の戦争時代を終わらせるためにやっているのだ、と。

 

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秦は歪な国?

信の言葉に当然、韓の者たちが反抗します。

その言葉は秦側の意見なのであって、それを成すために他の国に滅べと言っているようなものなのですから。

韓非子は敵国で馬鹿正直な主張をした信を「愚かだ」と呆れたうえで、そこからさらに話を踏み込んでいきます。

韓非子は“武力侵攻”だけで秦をクソと言っているわけではありませんでした。

韓非子曰く、秦は歪な国。

何故なら嬴政が“性善説”に見えるのに、人は放っておくとクソだという“性悪説”から生まれた「法」で国を治めようとしているから。

「“法”と“性善説”を混ぜるとクソ以下のものが生まれる」

そんなところへ行く気はないと韓非子は告げたのでした。

 

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善と悪とは?

しかし実際に嬴政のことは分かりません。

だからこそ嬴政と“古い友”だという信に、しかも法家が通らない“戦場の道を歩いてきた”信の考えを聞きたいのだと韓非子は言いました。

この話の流れだと「人の本質は“悪”」と答えるのが韓非子の望む正解のように思えますので、秦使節団は「悪」という答えに期待します。

が、信はむしろ「悪とは何か」と問いました。

皆が“悪”と捉える桓騎を、桓騎一家は光だと思っていたはずだと信。

それは一家が“その中”にいたからだというなら、じゃあ桓騎一家ごと“悪”と捉えその他が“善”なのか。

その善の中にもまた違う悪がいるというなら、それを除いた残りが善なのか…。

そもそも善の基準をつくっているのか悪だったら?

つまりそもそも信は善と悪の定義が難しいと考えていました。

 

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信の考える人の本質とは?

人の考え方や見え方は環境や状況で簡単に変わる。

特に、互いの正義をぶつけ合って殺し合う戦場では善も悪も関係ないと考えており、それには録鳴未も同意しました。

すると韓非子は戦場を「善悪の垣根のない異常な世界」と表現し、改めて「“君の見つけた”人の本質とは何だ」と問いました。

介億と騰はこの質問こそが韓非子の本命であり、秦来朝の可否を決めるものだと察します。

何と答えるのが正解なのか…介億すら見いだせません。

信もその重圧を感じてか言葉に窮します。

すると騰が「お前の感じるままに話せばいい」とアドバイス。

十分に“経験してきた”のだから、問いに答えようとするのではなく信が思う人の本質を語ればいいと。

すると信はまっすぐに答えました。

「人の本質は“火”」

一体その理由とは、そしてこれを聞いた韓非子の反応はいかに!?

 

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キングダム』ネタバレ759-760話のまとめ

人の本質は火!!

実に信らしい答えでした。

火は便利でもあるし危険でもある。

暗闇を照らすものでもあるし全てを焼き尽くすものでもある。

すぐに燃え広がるものでもあるし、灯し続けないと消えてしまうものでもある。

火と言えば麃公ですが、麃公や王騎を始めとするこれまでの様々な出会いや別れを感じさせる答えで熱いですね。

そもそも今までだったら信も「悪」だと断じていただろう桓騎に対する捉え方が変わり、そこから善悪の定義は何だと考えているところがグッときます。

やはり色々経験してきた信の“今の”考えが詰まった答えになったと思いますが、この答えは韓非子も予想外だったようで最終コマでは目を見開いています。

ということでなぜ信が「人の本質は火」と結論付けたのか、それに対し韓非子が何を思うのか、問答の結末はまた次回楽しみにしていましょう!

 

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