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最新ネタバレ『キングダム』764-765話!考察!韓非子が自殺!?李斯と韓非子の熱い友情!

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この記事を読むとわかること

  • 韓非子の屋敷が諜報活動の疑いで捕えられる事態に発展
  • 姚賈は趙・魏・楚・斉の4か国に主がいるという情報を持つ
  • 李斯と韓非子の友情と成長を促すライバル関係が描かれる

姚賈は韓非子が“どこまで”自分のことを知っているのかと懸念し、場合によっては“口封じ”しなければと考えていました。

そんな姚賈による李斯への報告をきっかけに、韓非子の屋敷が改められることになったのですが、なんと諜報活動の疑いで一団から数名が捕えられる事態に発展。

下僕まで入れれば100人近い人数で咸陽入りした韓非子一団の、果たしてどこまでが“間者”なのか咸陽に衝撃が走ります。

それよりも問題なのは「それでは韓非子本人は“どこまで関係”しているのか」ということ。

そこで事態を信じられない・信じたくない李斯が、直接韓非子本人に問い質すことになったのですが、なんと韓非子は「姚賈の今の主は李牧だ」と切り出したのでした

第764話『怪物』は韓非子が話す内容に注目です!

 

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『キングダム』764話!のネタバレ

それでは『キングダム』764話!の要点をまとめてみます。

時間のない場合、目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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李斯と韓非子の出会い

場面は在りし日の楚。

“性悪説”の荀子のもとで、若き李斯が頭角を現していました。

そこへ、入学試験で過去最高得点(1問間違い)を叩き出していた李斯の成績を超える“満点”で試験を突破した韓非子がやってきます。

王族だという韓非子に注目が集まりますが、吃音混じりで話す予想外に地味な少年に、皆の興味は一気に薄れた様子。

ただし李斯だけは柱の陰から興味深そうに見ていました。

 

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韓の情報網

そうして今、こんな形で向き合うことになった李斯と韓非子。

韓非子は、姚賈は「先の大戦で李牧の罠を知っていながら桓騎を見殺しにした“趙の二重間者”」なのだと言いました。

韓は「知恵」によって戦国七雄の一端に立っているのだと757話で紹介されましたが、掴んでいる情報は李斯の想像以上なのだと韓非子。

どのくらいなのかというと、昌文君の放った間者(姚賈)を李斯が金で鞍替えさせたという経緯を詳しく知っているほどでした。

 

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姚賈は怪物だった

その韓非子の情報網によると、姚賈はなんと韓非子が知る限りでも「趙・魏・楚・斉」の4か国に“主”がいるのだそう。

いずれの国でも「秦を裏切り二重間者として働く」という約束をして大金を得て活動しているようで、三重間者・四重間者のようになってもはや姚賈がどの国のために活動しているのか把握が困難なほどだと韓非子は言いました。

そんな中、韓非子たちの掴んだ情報によれば姚賈は、一年ほど前から李牧の手の者として動いているそうなのです。(1年ほど前から郭開に隠れて李牧側に移っている)

さらに姚賈の手下たちは七国内全てで諜報活動を行っており、姚賈はそれを一手に束ねる存在でもある様子。

そのため韓非子たちは姚賈を「中華で最も危険な人物」として警戒していたのだそうです。

李斯はそんな“怪物”を懐に入れてしまっているのだと韓非子は言いました。

 

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韓非子の理由

韓非子の話を聞き激昂する李斯。

姚賈は韓非子の動きを警戒してすでに姿を消す準備をしているかもしれないので、捕らえて話を聞くなら今のうちです。

しかし李氏はその前に本来の気持ちを思い出し、韓非子にぶつけました。

「お前とこんな話はしたくなかった。荀子の学び舎ですっと首席だったお前に一体何があったのだ」と。

すると「何も無いからこうなった」と韓非子は返しました。

韓は儒家思想が強い上に韓非子は口下手のため、力を振るえる環境ではなかったのです。

諦めた韓非子は法の研究を進めはじめ、そのうち世界の事情を知るために情報機関に関わりを持つようになり、そして愛国心のようなものも目覚め、韓のためにと働くようになったのだと言いました。

 

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李斯が熱い

何にせよ諜報活動に関わっていたという自白をした形の韓非子。

李斯はそのせいで秦に裁かれるかもしれないのだぞと憤慨しました。

「致し方ないこと」と受け止めている韓非子に、李斯は「お前のことが大嫌いだった」と韓非子への素直な思いをぶつけます。

それは韓非子の境遇に対する李斯の怒りでした。

どれだけ努力しても、韓非子がいたせいで自分はずっと“二番”であり続けた。

そんな才能をもった韓非子が、韓朝廷の要職にも就けずここで無様に裁かれようとしている。

世の中には生まれの良さか弁が立つだけの者が官位に就いてのさばっているのに、韓非子がそんな境遇にあるのが李斯は悔しくて仕方ありませんでした。

吃音さえなければどの国に行っても偉大な名宰相となり歴史に名を残していたはずなのに!と…。

 

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韓非子の友情

李斯の思いに韓非子は感謝しました。

ただ韓非子はこの喋り方だったからこそひたすら書を記すことに専念できたとし、宰相としてではなく“書”が後世に名を残してくれるかもしれないと考え、それで充分だと晴れやかな表情をしていました。

さらに韓非子は、李斯が韓非子に一度も勝てなかった理由を「私も死ぬほど努力したから」だと説明。

韓非子もまた李斯のことを優秀だと感じており、負けてなるものかと血尿が出るほど勉強していたそうです。

互いの存在が互いの成長を促していた…良いライバル関係だったわけですね。

韓非子は、秦が中華統一をしたらその世界の在りようは李斯の双肩にかかっていると伝え、「しっかりやってその名を歴史に刻め。法家の力を見せつけてやれ」とエールを送りました。

そして韓非子は自分と姚賈の件を秦王に伝えに行けと促し、話を終えたのでした。

 

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韓非子が死亡!?

李斯は国としての罰と個人的な感情の狭間で公正な思考ができずにいました。

そのためひとまずありのままを嬴政に報告し、それから考えをまとめることにしました。

ところが報告寸前、嬴政のもとに急報がもたらされます。

「韓非子が亡くなった」と。

一体何があったのでしょうか!?

 

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キングダム』ネタバレ764-765話のまとめ

764話は李斯と韓非子の同門の絆が描かれ胸が熱くなりましたね。

互いの才能を認めていたからこそ、成長し合えてきた良きライバル。

李斯の韓非子の境遇に怒り嘆く気持ち、韓非子の「力を見せつけてやれ」という気持ち、心からの思いが描かれていました。

だからこそあわよくば今後2人で手を組んで秦をまとめていってくれたら…と期待した矢先、なんと突然の韓非子の訃報!

まだ状況がわかっていないので、韓非子が自殺した説も姚賈が韓非子暗殺に動いた説もありそうです。

実は史実では韓非死亡の犯人は李斯とされているのですが、キングダムでは李斯と韓非子の友情と共に、全く別角度から韓非死亡が描かれ始めたのがとても面白いですね。

どちらにせよ国賓が死亡したという一大事によって、秦と韓の関係性が大きく揺らぎそう。

また、韓非子に「怪物」「中華で最も危険な人物」と言わしめた姚賈がこの後どのような動きを見せるのか、そしてそれに対し李斯はどんな対応を見せるのか。

果たしてどんな展開になっていくのか次回も楽しみにしていましょう!

 

読者の皆さまがこの後に読んでいる記事はこちらです。

⇒『キングダム』766話!韓非の火を継いだ李斯!信は羌瘣と城戸・・

⇒『キングダム』765話!姚賈は秦のために動いている!?果たし・・

⇒『キングダム』763話!韓非子と姚賈の情報戦!咸陽内は間者・・

⇒『キングダム』762話!韓非子はスパイなのか!?咸陽に蠢く間・・

 

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