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最新ネタバレ『ヒロアカ』301-302話!考察!俺を見てくれ親父!諦めきれない息子の絶望!!

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都市部はパニックに陥っていました。

収容所から大量の凶悪犯が解き放たれる情勢不安について、人々のフラストレーションが遂に決壊したのです。

壮年男性のNo.9ヒーローのヨロイムシャに端を発したヒーローたちの引退は、町の治安に混乱をきたすなど、“ヒーロー”がその意味を問われる時代へと移り変わります。

人々は責任の所在をエンデヴァーに求めますが、大量殺人者の息子と戦えないと涙。

家族たちにも謝罪をしますが、折れた心のヒーローの前に姿を現したのは妻である冷でした。

 

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『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』301話のネタバレ

それでは『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』第301話『火の不始末 前編』の要点をまとめてみました。

家族の危機に復活した冷。

メンタルがズタズタのエンデヴァーとは対照的にキリっとした佇まいです。

今回の絶妙なタイトル名に倣えば、誰が火を焚きつけて、その始末を一体誰が負うべきか?

物語は轟家夫婦の馴れ初めから始まります。

時間のない場合は目次に内容をまとめていますので参考にしてみてください。

 

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仕組まれたお見合い

話はエンデヴァーこと轟炎司と、冷がまだ旧姓の氷叢(ひむら)だった頃に遡ります。

見合いの席では冷の身内でしょうか、エンデヴァーを賛辞する言葉が止まりません。

次期No.1候補から声が掛かったことは僥倖の極み。

由緒ある家柄なので、冷は伴侶として釣り合いが取れる。

“氷のような女”という印象を冷に持つエンデヴァー。

個性婚であることも承知の上。

庭園を歩きながら花は好きかと問われて肯定する冷でしたが、意思の強さを感じる一方で触れば溶けてしまいそうな脆さをエンデヴァーは感じるのでした。

そして、月日は流れて現在に至ります。

療養中であるはずの冷を見て驚くエンデヴァー。

大丈夫かとその心身を気遣いますが、冷は毅然とした態度で答えます。

「大丈夫じゃないよ、だから来たの」

 

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焚き付けたのは誰?

アジトで寝そべりながら手をかざす荼毘。

火傷に対する痛みは何も感じることはないようです。

エンデヴァーがあの程度でくたばるタマではない。

轟家の家族の名前を呟く荼毘でしたが、地獄の底で自分を見ていてくれと、復讐を諦めるつもりはなさそうです。

荼毘が燈矢として炎の個性訓練に付き合って欲しいと父にせがんだ幼少期。

エンデヴァーはお前のためだと、訓練をキャンセルします。

医師からの診断では、燈矢の体質は極めて珍しい例だと言われました。

確かに炎の個性因子はより色濃引き継がれています。

しかしながら身体の方は冷の個性を強く引き継いでしまったのです。

つまり、炎への耐性よりも氷結に適性のある身体でした。

デザインじみた禁忌は止めた方が良いとアドバイスを送る医者ですが、エンデヴァーはオールマイトへの対抗心を燃やさずにはいられませんでした。

“燈矢、おまえならオールマイトを超えられる”

 

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明るい?家族計画

既に燈矢の髪の半分は白くなりかけています。

少しの火傷は我慢できると強がる燈矢。

冬美はボロボロになる兄を心配しますが、女の子には分からないと燈矢は睨みつけてその場を後にします。

オールマイトを「超えたい」という気持ちに火をつけたのは、父であるエンデヴァーです。

しかし、毎日新しい火傷を作る息子の姿を見ながら、バカなところも俺に似たとエンデヴァーの苦悩は深まりばかりでした。

オールマイトを超えることは出来ない。

燈矢を諦めさせる方法を察する冷は、エンデヴァーの残酷過ぎる決定に言葉が出ませんでした。

こうして誕生した次男の夏雄。

頭髪の色はやはり白でしたが、それを呆然と眺める燈矢。

増々活躍するオールマイトに対して、焦りを感じるエンデヴァー。

冷の表情はやつれていくばかりです。

そして生まれた三男坊。

うぶ声を上げる焦凍の髪は、まさに半冷半熱の証です。

憔悴しきりながらも、一仕事終えた感のあるエンデヴァーと冷。

その一方で、燈矢の絶望はピークを迎えるのでした。

 

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反抗期

焦凍が生まれながらも、独り言をつぶやいて個性訓練を止めない燈矢。

自分は超えられる。

強い炎が出せる。

だから父に対して自分を見て欲しいと願います。

しかし、父の答えは期待を裏切るものでした。

これほどの火傷を負いながら何故わからないと、燈矢に強く語るエンデヴァーは外を見ろと勧めます。

兄弟で遊び、学校で友達を作る。

ヒーロー以外にも沢山の世界があると言いながら、その内に忘れるようになると諭すエンデヴァー。

それを聞いて大粒の涙を流す燈矢。

学校の子は皆ヒーローになるのに分かるはずない。

「俺はお父さんの子どもなんだから」

父に焚きつけられた心は、もはや燈矢には消すことも出来ません。

無かったことには出来ないのです。

俺を見ろよと文字通り火の付いた燈矢。

その狂気の左腕は弟である焦凍に一直線に向かって行きます。

一番辛いのはエンデヴァーではないと言いつつも、同時に燈矢を見なかったのもエンデヴァーだけではないと話す冷。

辛い過去の話はまだ続きます。

 

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『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』301-302話のネタバレのまとめ

今明らかになる荼毘=燈矢の過去。

燈矢として、父の悲願を叶えようと痛ましいまでの努力を重ねてきた、幼少期の様子が明らかになりました。

極端な例で言えば「テストで頑張って100点を取り、親にずっと見ていて欲しい」という子供心理でしょうか。

だからこそ、外の世界を見ろと最後通告されて絶望する燈矢の姿は見るに辛いです。

これで前編だというから内容がヘビーすぎます。

どうやら轟夫婦はお見合いのようで、若かりし頃のエンデヴァーはイケメンさんで、冷は今よりもショートな髪型です。

禁忌の個性婚で二代にわたりオールマイトを超えようと目論むエンデヴァー。

生まれた燈矢は父以上の個性を持ちながらも、肉体は冷の個性を強く受け継いだという皮肉。

両方の個性が頑張り過ぎて、結果的に組み合わせは最悪の結果に。

とはいえ、父の期待を最初に受けた燈矢にしてみれば、今更やめろと言われても諦めきれないことでしょう。

アジトで傷を癒す燈矢が荼毘として家族の名前を呟くシーン。

母さん、冬美ちゃん、夏くんとは対照的に、炎司、焦凍と呼び捨てにされる二人。

荼毘の怒りが如実に表現されています。

その一方で、エンデヴァーがこの程度で死ぬタマではないと予想する荼毘と、前回のお話で荼毘は自分が生き延びたと予想していると思うエンデヴァー。

実は相反しながらも、お互いのことを一番良く知っているのではと思わせます。

確かに燈矢が闇落ちした原因はエンデヴァーに拠るところは大きいですが、その責めを共に追うつもりの冷。

家族会議の結論は次回への持ち越しとなりました。

 

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