「アラバスタ王国」を乗っ取ろうとする闇の組織「バロックワークス」は「王家七武海」クロコダイルが裏で率いる組織です。
その「バロックワークス」には、国を乗っ取ろうとするだけあり「麦わらの一味」も手を焼く厄介なキャラクターが揃っていました。
今回はその中で「ナンバーズ」と言われる幹部の中でも一際目立つボンちゃんを見ていきたいと思います。
Contents
- 1 【ワンピース】ボンちゃんのプロフィール
- 2 【ワンピース】ボンちゃんの本名とは?
- 3 【ワンピース】ボンちゃんの特徴
- 4 【ワンピース】ボンちゃんの性格とは?
- 5 【ワンピース】ボンちゃんの悪魔の実の能力とは?
- 6 【ワンピース】ボンちゃんの強さとは?
- 7 【ワンピース】アラバスタ編での活躍~麦わら一味との出会い
- 8 【ワンピース】麦わら海賊団と同盟?~深まるルフィとの絆
- 9 【ワンピース】ボンちゃんが海軍に捕縛?~インペルダウンへ
- 10 【ワンピース】インペルダウンでの脱獄~ルフィとの再会
- 11 【ワンピース】ボンちゃん決死の覚悟!~ルフィとの別れ
- 12 【ワンピース】ボンちゃん生きてる?その根拠とは?
- 13 【ワンピース】ボンちゃんの名言集
- 14 【ワンピース】アニメ・ボンちゃん役の声優は誰?
- 15 まとめ
【ワンピース】ボンちゃんのプロフィール
ボンちゃんことボン・クレーは元「王家七武海」クロコダイルが率いた闇組織「バーロックワークス」のオフィサーエージェントとして登場した人物です。
出身は「東の海」で「オカマ拳法」という自身が編み出した拳法で戦うオカマの武道家でもあります。
【ワンピース】ボンちゃんの本名とは?
ボンちゃんの愛称で親しまれているボン・クレーですが、「ワンピース」532話でベンサムだという本名が明かされています。
また、ベンサムの時の異名は「荒野のベンサム」だというのも判明しています。
ですが、この本名が明かされてからもボンちゃんや「Mr.2」「ボン・クレー」と呼ばれている事が多く、ベンサムはあまり定着しなかった様子です。
【ワンピース】ボンちゃんの特徴
ベンサムことボンちゃんはオカマ口調で大柄で背中に「オカマ道(ウェイ)」と書かれた白鳥のコートを愛用しているのが特徴です。
また、大垣な身体で異様にハイテンションで騒々しいのも特徴といえます。
【ワンピース】ボンちゃんの性格とは?
オカマでハイテンションの拳法家ボンちゃんですが、その容姿や珍妙な言動とは想像つかないほど、義理人情に厚く漢気(オカマですが)溢れる性格をしています。
この性格からインパクトが多重となり、脇役で敵キャラクターながら「ワンピース」作中でも記憶に残る屈指のキャラクターとなっています。
【ワンピース】ボンちゃんの悪魔の実の能力とは?
義理人情に厚いオカマのボンちゃんは右手で顔に触れた人物を記憶し、変身できる「マネマネの実」の能力者です。
ボンちゃんは当初、「アラバスタ王国」を乗っ取ろうとするクロコダイルの部下で、この能力を駆使し混乱させていました。
実際、サンジを窮地に落とすほどの「能力」で使い方によっては敵味方なく恐ろしい能力となっています。
【ワンピース】ボンちゃんの強さとは?
「マネマネの実」の能力者ボンちゃんは、「オカマ拳法」の使い手です。
バレエのような動きと足技を主体とする「オカマ拳法」を使った戦闘はNo.1のダズ・ボーネスやサンジとも互角以上に渡り合うほどの強さを見せていました。
実際、「マネマネの実」自体はあまり戦闘には役立ちませんが、サンジには有効で癖を見抜かれるまではかなり有利に戦っていました。
【ワンピース】アラバスタ編での活躍~麦わら一味との出会い
「バロックワークス」の頂点であるMr.0から任務に失敗したMr.3の暗殺の命を受けたボンちゃんが偶然出会ったのが「アラバスタ王国」へと向かう「麦わらの一味」でした。
その出会いで「マネマネの実」を披露し、盛り上がるボンちゃんは「麦わらの一味」達を友達(ダチ)と認識するようになります。
この時、ルフィ達はボンちゃんが敵である「バロックワークス」だと気がついていませんでしたが、ボンちゃんの仲間が迎えに来た時に「Mr.2」と呼んでいた事から敵だと分かります。
この後、ルフィ達は対策を講じ「アラバスタ王国」へと向かいますが、敵として現れたボンちゃんはやはり「マネマネの実」の能力を使ってきたのです。
これに窮地になったのはビビでしたが、それに割って入ったのが「麦わらの一味」コック・サンジでした。
この戦いでもボンちゃんはサンジとの友情を深めるような戦いを見せます。
ですが、最後はサンジに倒されてしまい戦いから脱落します。
因みにこの戦いでサンジは珍しく互いの健闘を讃えられて握手を求め、ボンちゃんも涙しながらそれに(トドメをさされながら)応えていました。
【ワンピース】麦わら海賊団と同盟?~深まるルフィとの絆
サンジに敗れたボンちゃんでしたが、クロコダイルも倒されてしまった事から海軍の手から逃れ、ルフィ達の海賊船「ゴーイングメリー号」を占拠していました。
これを電伝虫を介してルフィたちに船を預かっている旨を伝えます。
そして、ルフィ達と会い、共に海軍の包囲網を脱出する作戦を持ちかける事になります。
そして、飽くまで利害の一致による一時的な同盟を組む事になりました。
因みにゾロやナミからはボンちゃんの考えは見透かされていました。
ですが、結果的にメリー号を保護してくれていたこともあり、ルフィとは「ボンちゃん」「麦ちゃん」と呼び合うほどまで友情を持つ事になります。
【ワンピース】ボンちゃんが海軍に捕縛?~インペルダウンへ
敵ながらも出会った際の友情を復活させたボンちゃんは、海軍の手から逃れる為に一時的な同盟を組む事になりました。
同盟を組み「アラバスタ王国」を出港したボンちゃんやルフィ達でしたが、海軍大佐・黒檻のヒナや海軍の軍艦に包囲されてしまいます。
必死になって振り切ろうとするボンちゃん。
ルフィ達にも厳しい言葉を投げ、自分達だけ逃げようとします。
ですが、仲間を迎えに対岸で待つビビとの約束を果たそうする為だと知り、ルフィたちに心打たれたボンちゃん。
同じく心打たれた部下たちと変装して麦わら一味になりすまして囮となる事を決断します。
そして引きつけられた海軍の艦隊に包囲されたボンちゃんは、鉄の槍で船を串刺しにされてしまいます。
それでも玉砕覚悟で海軍に挑む、ボンちゃんにルフィ達は涙ながらに感謝を伝えると本物の友情が芽生える事になります。
【ワンピース】インペルダウンでの脱獄~ルフィとの再会
ルフィ達の囮になったボンちゃんでしたが、一旦逃れた後でまた海軍に捕縛されてしまいました。
その後、インペルダウンに連行されたボンちゃんは「LEVEL3」飢餓地獄に収監される事になります。
ですが、そのインペルダウンにエース奪還を目指しルフィが乗り込んで来ている事を間違えて逃げてきたバギーに知らされます。
これを聞いたボンちゃんはすぐにルフィの力になろうと覚悟を決めて脱獄を決めます。
この後、毒に侵されたルフィを救う為にイワンコフに救ってくれるように懇願し、ルフィの助けになるよう全力で応援する姿を見せます。
更にイワンコフはもちろん、クロコダイルやジンベイなども巻き込み、遂に軍艦を奪ってインペルダウンからの脱出に成功します。
【ワンピース】ボンちゃん決死の覚悟!~ルフィとの別れ
脱獄不可能なインペルダウンからの脱出に成功したように見えたルフィ達でしたが、実はジンベイ以外に知らせずボンちゃんはインペルダウン内に残留していたのです。
ボンちゃんはまたもルフィの心意気を買い、自らを犠牲にしたのです。
この事実を知らされたルフィ達はボンちゃんに勝手な事をしたと責められながら感謝の言葉を言います。
そして、戻ってきた署長マゼランに「本望」と一言告げるとそのまま消えて行く事になります。
【ワンピース】ボンちゃん生きてる?その根拠とは?
ルフィの為にまたもや自らを犠牲にしたボンちゃんの生死は不明でした。
ですが、「ワンピース」第666話「インペルダウンLEVEL5.5番地ニューカマーランド新女王ボン様」という扉絵で突如ボンちゃんらしき人物が描かれます。
ハッキリとは明かされていませんが、背中に「梵」と書かれた白鳥のコートを着用し、バレエをするようにスネ毛の生えた脚をあげたのは紛れもなくボンちゃんであり、おそらく生存しているものと思われます。
【ワンピース】ボンちゃんの名言集
オカマで漢気溢れるボンちゃんですが、数々の名言を残しています。
男の道をそれるとも
女の道をそれるとも
踏み外せぬは人の道
散らば諸共
真の空に
咲かせてみせようオカマ道(ウェイ)
散らば水面に いとめでたけれ友の華
地獄にも
咲く一輪の友情の花
寄せては返す波跡に
忘れ形見の花びら残し
いつか再び
咲かせてみせようオカマ道(ウェイ)
オカマ畑で また 会おう!!!
を筆頭に
「友情ってヤツァ… つき合った時間とは関係ナッスィング!!!」
「友達(ダチ)だからよぅっ!!!! 理由なんざ他にゃいらねェ!!!!」
「……ここで逃げるは オカマに非ず!!!」
「命を賭けて友達(ダチ)を迎えに行く友達を… 見捨てておめェら 明日食うメシが美味ェかよ!!!」
「必ずアニキ救って来いやァ~~!!!」
友情を大事にする義理人情厚いボンちゃんにしか吐けない言葉となっています。
この名言からもわかる様に珍妙な容姿とのギャップから、「ワンピース」作中でも屈指の人気キャラクターになっているのが、分かります。
【ワンピース】アニメ・ボンちゃん役の声優は誰?
脇役ながら抜群の人気キャラクター・ボンちゃんをアニメ「ワンピース」で演じているのはガラガラに皺枯れた男らしい独特な声質の持ち主で、一度聞くと耳に残る声が特徴の矢尾一樹です。
ボンちゃん同様に声優界では男っぽい人物として知られている人気声優です。
まとめ
当初、「バロックワークス」のナンバーズとして登場したボンちゃんでしたが、ルフィ達と交流を持った事でその魅力溢れる姿が好評で人気キャラクターの1人となっています。
実際、「ワンピース」作中で「麦わらの一味」の仲間以外ではルフィを助けたのが1番多いキャラクターで名エピソードを生むキッカケを作ったのも多いキャラクターです。
「インペルダウン」でルフィを逃がす為に残留し、マゼランと一戦交えた後は生死不明でしたがその後、生存している可能性が高い事が明かされました。
この為、今後の再登場もかなりの確率で高まっているボンちゃん。
次はどんな漢気(オカマ)な姿を見せてくれるのか、今から楽しみにしたいですね。
