累計発行部数2500万部を突破、連載終了してもなお人気衰えない少年ジャンプの人気作品『約束のネバーランド』が実写化されることとなり、そのキャストにファンから期待の声が高まっています。
中でも重要なキャラクター・イザベラを演じる北川景子さんが、見た目も佇まいも、そして声までもイザベラとそっくりだと話題になっているんです。
映画公開を前にすでに原作通りのイザベラ像を見せている北川景子さんですが、その完璧な佇まいの中には大きな不安もあったようです。
そこで今回は北川景子さんがイザベラを演じることになった経緯を、イザベラのキャラクター紹介を含めながらご紹介していきます!
目次
【約束のネバーランド】北川景子がイザベラ役を演じる!?
北川景子さんが演じることになったイザベラは、エマたちが暮らす孤児院・GFハウスのママ。
エマたちの育ての親であり、いつも優しく穏やかに彼らの成長を見守っている大人の女性です。
子どもたちは皆イザベラを本当の母のように慕いながら、彼女の愛を受けて日々健やかに生活しています。
しかし孤児院は実は子どもを鬼のための食用児として育てている「農園」で、イザベラがGFハウス担当の「飼育監」であったことが発覚。
ママ・イザベラは脱獄を計画するエマたちにとって、最も身近で最も大きな敵だったのです。
しかもイザベラは史上最年少でママとなり“上物”以上の飼育数はトップという、上層部からも特別視されている超優秀な飼育監。
そんな優秀な飼育監であるイザベラと優良児であるエマたちの緊張感溢れるハイレベルな頭脳戦がGFハウス脱獄編の見どころとなっています。
【約束のネバーランド】北川景子演じるイザベラは完成度が完璧!?
イザベラの特徴は、ママとして子どもたちに対する優しく穏やかな姿と、その奥に秘める飼育監としての冷酷で無慈悲な一面。
口数と表情が比較的少なめな中に強烈な二面性を持つイザベラは、演じることが難しそう且つ『約ネバ』の世界観を感じるのに最も適した重要キャラクターであるため、予てより配役が注目されていました。
そんなイザベラに抜擢されたのが北川景子さんでしたが、発表されると原作ファンからは「北川景子以外に考えられない」「これ以上ないハマり役」「そっくり!」と大きな反響を呼びました。
見た目はもちろん、美しく凛とした雰囲気がイザベラそのもので、イザベラの持つ慈愛と冷酷もしっかり持ち合わせていますよね。
さらにアニメファンからは、アニメでイザベラを演じた甲斐田裕子さんの声と似ているとしても話題となっています。
北川景子さんのイザベラ再現度は原作・アニメファンが認めるほど完璧なのです。
【約束のネバーランド】北川景子は渡辺直美とコンビ出演!?
実写版『約束のネバーランド』の物語の鍵を握っているのが、GFハウスのママ・イザベラとイザベラを補佐するシスター・クローネという2人の大人。
ママ&シスターという子どもたちを包む温かな存在であると同時に、鬼の配下としてエマたちの前に立ちはだかる2人は、『約ネバ』の恐ろしく無慈悲な世界観を感じさせる重要なキャラクターたちです。
このキーマン2人に抜擢されたのが、北川景子さんと渡辺直美さんでした。
すでにキービジュアルや予告動画が配信されていますが、これが北川景子さんのイザベラだけでなく、渡辺直美さんもクローネもピッタリだとして注目を集めたのでした。
2人の完璧な再現度は、原作の白井カイウ先生や作画の出水ぽすか先生を始め関係者からも賞賛の声が挙がっているので、本編でどんなイザベラとクローネを見せてくれるのか期待が高まりますね。
【約束のネバーランド】北川景子はイザベラ役を受ける事を迷っていた!?
「これ以上ないハマり役」と言われるほどイザベラにピッタリの北川景子さんですが、実はこの役を引き受けるかどうかはギリギリまで迷っていたそうです。
オファーをされてから漫画を読んだという北川景子さんは、すぐに『約ネバ』の世界観に引き込まれたそう。
イザベラが北川景子さんと年齢が近いこと(北川さんは映画公開時点で34歳、イザベラは原作登場時31歳)も興味のひとつとなったようです。
ただしオファーされて抱いた気持ちは、「私には難しいのではないかな」ということ。
北川景子さんは役者として漫画原作の作品を映像化することの難しさを理解しているからこそ、「今回のネバーランドの世界観を漫画のクオリティを損なうことなく実写化するというのは不可能なのではないかという思いがありました」と不安を抱いたことを後のコメントで語りました。
特殊な世界観を持つ人気漫画の難しい役なだけに、受けるには相当なプレッシャーがあったようですね。
【約束のネバーランド】北川景子は実写版約束のネバーランドの監督と面識があった!?
迷いのあった北川景子さんがイザベラ役を受けることにした理由のひとつが、今作で監督を務めている平川雄一朗さん。
ドラマ演出家・映画監督である平川雄一朗さんは、『そのときは彼によろしく』で初めて映画監督を務めて以降『ROOKIES~卒業』『僕だけがいない街』『ツナグ』などの名作を生み出しており、この後も『耳をすませば』の公開が予定されているヒットメーカーです。
そして初映画監督作品となった『そのときは彼によろしく』に、当時まだ駆け出しと言える北川景子さんが出演していました。
その縁から「以前ご一緒した平川監督とまた現場を踏んでみたい」という思いでイザベラ役を引き受けたそうです。
対し平川監督は、「北川さんとは13年振りにご一緒させていただき、女優としても成熟されより一層の輝きを放たれている様子が現場でも伺えました」とコメント。
そして続けて「30人近い子供達を一人で育てる母の力強さと優しさを持ち、慈愛に満ちたイザベラという役を見事に演じて、子供達の最大の障壁となってもらえたことに感謝しかありません」と賞賛と感謝を述べています。
北川景子さんのイザベラは監督からもお墨付きということですね。
【約束のネバーランド】監督と相談しイザベラ役を受けることを決断する!?
北川景子さんはイザベラを受けるにあたってある条件を出したそうです。
それは、イザベラの年齢設定やキャラクター含め原作の設定を一つも変えないということ。
今作は子供たちの出荷年齢が12歳から16歳に引き上げられるなどすでに設定が原作より一部変更されていますから、ファンとして、そしてファンのために出来るだけ原作に忠実でありたいという思いがあったのでしょう。
監督と相談しその確約がなされたために「思い切ってお受けしようと決めました」という北川景子さん。
このこだわりが完璧なイザベラを生んだと言えるでしょう。
まとめ
本当にイザベラが漫画から飛び出してきたような姿で映画公開前からファンの期待を集めている北川景子さん。
その完璧な姿は、原作を読み考え悩み抜いた上で、イザベラがイザベラであるよう意識して作り込まれたものでした。
『約ネバ』という人気作品を実写化するということと、その中でも物語に大きな衝撃をもたらすイザベラというキャラクターを理解しているからこそ、原作ファンも納得のイザベラになってくれたということですね。
予告動画でもすでにそのイザベラぶりを感じることが出来ますが、本編では一体どのような活躍を見せてくれるのか…原作を知っている方もそうでない方も北川景子さんのイザベラに衝撃を受けること間違いなしです!

⇒グランマも家畜にすぎない!?イザベラがみたグランマの最期・・
⇒TVアニメ2期放送日が決定!2期は何巻までの話?放送前に1期・・
⇒実写版「約束のネバーランド」クローネ役に選ばれた渡辺直美・・